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October 18, 2024
カテゴリ：光る君へ
暑くて図書館にも行きたくなかったけれど、もう行けます(笑)
昨日近所の図書館に「小右記」6，7巻が届いたと連絡があったので、 今日借りてきました。  三条天皇が即位している頃から、譲位までの三条帝と道長の長ーい、 暗ーい確執、そして敦明親王の春宮辞退と敦良親王の立太子に伴う 敦康親王への道長の虐待・・・は言い過ぎ、道長の無関心や政治に 拘わらなければ優遇するヤな態度が炸裂する、駆け引きだらけの 時期です。 また、姸子の出産と皇女だったので露骨に不機嫌な道長、それを 聞いた実資の、これは天が決めることなのに、と呆れる様子。 それだけ三条帝への譲位工作がうまく進まないので、いらつく 道長の心が現れているようです。 これから皇子が生まれる可能性だってあるじゃない、と思いますが、 孫の敦成親王をとに角天皇にしないと自分が摂政になれない、そう 出来ないと、これから自分達一族はどうなるのか、となると、イライ ラがマックスになったのでしょう。 この後、道長は姸子をほぼ三条帝の元へ行かさないまま、譲位となり ます。 はなから皇子誕生を諦めたのでしょうか。 彰子が皇子を2人産んでいるし、三条帝に向かって 「三条帝の皇子達(4人）は皆春宮の資質にない。 敦良親王こそが相応しい」 なんて言ったみたいですから。 呆れたものですね。 でも、公卿達も道長におもねるだけでなく、三条帝の人格に対して 大いには尊敬出来なかったようです。 だから、行事の際に1人も参加しなかったり（道長が行くなと言って ることもありますが）しますが、道長に言われたばかりでなく、 本人達も行きたくなかったようです。 道長があまりに人でなしなので、実資やその養子の資平に頼る三条帝が 気の毒だけど、三条帝の言うことも変わることがあり、焦りや不安感 もあるでしょうが、少々小人物に見えてしまうのも事実。 敦明親王は、立太子の前から春宮には弟を立てた方が良いのではないか と言ったという話もあり、「栄花物語」とは違って事実に近い「小右記」 の、その部分を知りたいと、まず思っています。 （C）NHK いつもポチっと応援ありがとうございます  にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
October 18, 2024 04:48:57 PM
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