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カテゴリ:自分磨きのエッセンス
生き方を選ぶ。
実は、とても勇気のいること。 決められたことを決められた通りにやるだけでいい、というのは、 実は、楽な方法。 自分で考えなくても、与えられたものだけをこなす「作業」になるから。 会社の中でも、自分で考えられる人と、自分で考えられない人がいると思いますが、 指示に従う従順な社員がほしい、という会社もあれば、 自分で考えて動ける社員がほしい、という会社もあります。 ただ、言葉の奥をしっかりととらえてみると、 「自分で考えて動ける」社員、という定義も、 実は、経営者や上司の思っていること、考えていることを理解して、 同じように「自分で考えて動ける」ということを言葉にしていることが多いのも確かです。 人は、ひとりひとり自分の意思を持ち、考えがある。 ここを忘れて、同じように・・・、と言っても、 お互いの意識、思いのすり合わせをしていなければ、くいちがいが多くなっても仕方が何と思います。 ひとりひとりのすり合わせも必要ですが、 まずはその前に、 その会社としてのスタンスを確立する必要があります。 これが、経営者の仕事です。 経営者というのは、思いを実現できる立場でありながら、 すべての責任を負う立場でもあります。 正直、大変なポジションだと思います。 経営者には、なってみなければわからない苦労がたくさんあって、 ストレスで体を壊したり、夜も寝られない、という相談をうけることもありました。 そして、その反対に、 理念や価値観を、社員やお客様と共有して、 一緒になって、社会のために「仕事」をしている会社の経営者さんは、 大変さはあったとしても、満足感も得ているためか、 きらきらしています。 やったらやっただけの「価値」がそこに生まれてくるからです。 どうしてそんなに違いがあるのだろう、 と思って観察しながら研究していましたが、 最終的に、「人間性」というところに、行きついてしまいました。 もともと、人として素晴らしい人もいれば、 体験したことから学んで、人として成長してゆく人もいます。 そして、その学びの途中の人生を生きている人がほとんどです。 どう意識して、自分の人生を生きているか? どう選択し、どう行動しているか? 人の人生は、長くても100年ほど。 平均的には、もっと短いでしょう。 その中で、自分が生きた証として、 何を後世に伝えるのか? 子は父の背中をみて育つ、 というような言葉もあったなぁ、と思い出しながら、 自分の人生を振り返っています。 さまざまな機会の中で出会った、 学ぶことに貪欲な友人たち。 そして、それを行動に生かしている素晴らしい仲間たち。 心の揺れは誰にでもあるけれど、 人に影響を与える立場にある「経営者」というポジションにいる人たちに、 その精神性を、自分の価値観を理解したうえで、 しっかりと育てていってほしい、という思いが強くあります。 完璧でなくていい。 失敗することもある。 それでも、自分を見失わず、仲間とともに成長してゆける経営者。 あきらめない、思いを実現してゆける経営者を、 私は併走しながら、見守り、支えてゆきたいと思いました(^^) 普段は、経営者、経営者になろうとしている(立場の)人の相談を受けていますが、 私たち、ひとりひとりが、人生の経営者だとも言えます。 自分の人生に責任を持てるのは、 自分自身だけなのです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年08月12日 12時17分57秒
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