| | 本田健さんの本は、よく読みます。
私が人生に迷ったとき、自分の生き方を決めるとき、ずいぶんお世話になりました。
どう生きるのか?
これは、いろいろなタイミングで、私たちに人生が問いかけてきます。
職業についてもし言うならば、学生のときにした「アルバイト」が、ずいぶん、役にたつ、ということです。
もしも、やりたい仕事、職業が決まっているのなら、その周辺にある仕事に就くと、自分の適性を見定めたり、社会人になってから必要なことを、先に経験して、身につけることができます。
なんとなくとか、就職できるところならどこでもいい、有名企業だから、と決めて就職すると、
なぜ、その仕事をしているのか、大きく迷う時期が来るかもしれません。
やりがいは、自分で作るもの。
何に対しても、「楽しむ」視点を創るのは、自分なのです。
私は、運動が苦手で、さらに、いくつも一度に気を配ったり、一回聞いて覚える、というのが苦手だったため、ウエイトレスのアルバイトは選びませんでした。
そして、片道1時間40分、という道のりを通学していたので、体力を使いすぎるものも、選びませんでした。
私が選んだのは、家庭教師、塾の講師、通信教育の指導員、訪問指導員、などです。
短期では、スーパーのレジをしたり、試験監督をしたり、DMの発送準備をしたり、などもやりましたが・・・。
もともと、人に教えるのは上手なほうでした。
なぜなら、小学生のときに、クラスの子に勉強を教えていたから。
そして、先生に頼まれて、低学年の子の相談役になったりもしていました。
体が弱かったので、代わりに勉強を頑張ろう、と決めた結果でした。
頭の疲れは、寝れば治る。
そして、単価が高いので、短時間で稼げる。
完全に、自分の才能を活かした、戦略的な選択でした。
自分の才能を発揮できる場所を探すのに、
就職する前のお試しとして、アルバイト、ボランティアなどで、
仕事をさせてもらうことは、とてもいい経験になります。
先輩たちから、いろいろな情報も聞かせてもらえますし。
そして、アルバイトで覚えたことは、
ファイルの開き方や、電話の応対、
短時間でどう効率的に仕事をするか?など、
とても役にたっています。
学生のうちは、時間はあってもお金がない。
それを活かして、経験を積む時間を創るのです。
人生、いろいろと試すなら、若いうちのほうがやりやすいのです。
自分の人生を、自分で作る。
守られているうちは気づかなかったことに、
たくさん、気づくことができるでしょう。
|