| | 思わずかってしまった、この本。
小学生、中学生の頃は、本を読み漁りました。
図書館の本で、探偵シリーズは読みつくし、入荷を待てずに、
自分で買って読んでいました。
年間目標100冊、という小学生のときの読書量は、数値化すると、すぐに達成されました。
読書好きな母の応援もあって、ですが。
小学生のときに、○○文庫、と言って、注文書をもらってきて学校経由で注文をとっていた本がありました。
そして、中学でも、女生徒の間ではやっていた文庫シリーズがありました。
そして、好きだった作家さんの一人、藤本ひとみさん。
藤本ひとみさん原作のこの本を、ついつい、懐かしんで読むことに。
大人になって読んでみると、なぜ、面白いのかがいろいろな角度でわかります。
読む対象年齢の世界観を反映している。
それ以外の世界は、削除!(大人の雑学)
でも、勉強になる知識は、いっぱいちりばめられている。
人気作家の、キャラクターの描き方、物語の構成、文章表現、
とっても勉強になるなぁ、と思う事ばかりです。
ちなみに、藤本ひとみさんは、フランスの歴史ものの小説も書いていて、
長年の間に、フランス関係の委員、名誉会員、日本人初会員、などという肩書がついていて、
やっぱり、好きなものをとことん極めていくと、面白いことになるものだなぁ、と感じさせられます。
そして、小説も、漫画も、その作品の背景に、本物はリアリティを追求するための取材や、研究が、隠されているのだろう、ということも、改めて感じさせられました。
誰が書くか、描くかで、伝わり方が変わる。
面白い世界だと思います。
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