Miku's Diary

未來が原因だったんだね・・・。


フワフワしてるから心配だったんだね。

めずらしく彼が「逢いたい」と言ってきた。
未來の中で何か胸騒ぎがした。
「ちょうど話したいこともあるからさ」
予感的中？？？？


「未來、俺に隠し事ないか？最近、ずっと何か思いつめているだろ」

「ないよ・・なんもない」
はい。嘘つきました。

ずっとずっと逢えなくて、彼のことがわからなくなって、宙ぶらりんの関係で、さらになんか体調崩して何か悩んでいるのに話も聞けなくて・・・。未來は何の為に、彼女でいるのかが分からなくて。
心配させたくないから「ないよ」と言った。
でも、全てばれてた。

この前、ママンに怒られたのと同じことを彼に指摘された。
ビックリした。
今まで家族と同じようにあたしに何か指摘した人はいない。
何も返せなかった。

「未來は思ったことをもっと口にすればいいのに、人に対して絶対、わがままとか言わない。それ、やめな、思ったことはその場で言え。言っていいんだ。溜めて溜めて一人で悩むな」
(･ω･|l|)ｶﾞｰﾝ頭、殴られたみたいだった。
何で知ってるの？未來はそこまであなたを見抜いていないのに・・・。

この前あたしにいった「つかれたよ」の中には、あたしも含まれていたんだね。
それにうすうす気づいていながら何も言えなかった。
彼の体調を思うと、未來の悩みなんて言い出せなかった。

もっともっと逢いたい、そばにいたいなんて。
未來を置いてきぼりに、海に行ったこともほんとは怒ってることも。
ほんとは毎日逢いたくて、ずっとずっと一緒にいたいことも。
仕事ばっかりしてないで、未來の話をもっと聞いて欲しいことも。

ママンに帰りが遅いと怒られても一緒にいたいのは彼だけ。
他の人では代わりにはならない。なんの穴埋めにもならない。
虚しさが増えるばかり・・・。

ゴメンネ。未來も原因だったんだね。
というか、未來が一番の原因だったのかもしれないね。
心配かけてゴメン。

照れくさくって何も言えなくなる。
でも、言わなきゃ伝わらないことばかり。

「仕事仕事で、ほったらかしにした俺も悪いから」
でも、明らかに怒ってた。
怒ってるとこ見せたくないから未來の見えないとこで怖い顔してたの知ってるよ。

反省しなきゃ。
未來が癒しになりたかったのに、ぜんぜんなってない。
心配ばかりかけて、悩ませて・・・・。

今度、いつ逢えるんだろう・・・。