ドイツ旅行~出発編~
前日までやれ旦那君のビザやら再入国許可書やらお土産選びから必要品調達やらで、もんのすごく忙しいあげく体調まで崩してたリーベ。ただただ「ドイツへ行くんだ!みんなに会えるんだ!!」って思いだけで乗り切ってた気がします(笑)。前日は朝が早いので都内のビジネスホテルで1泊し、そこから成田EXで空港へ向かいました。やっぱりなれないベットで結局、一睡も出来ぬままの出発となったリーベはもうすでにクタクタでした。トビーはEXの中でずっと寝ててくれたのでラクでした。今回もあんだけ毛嫌いしてたルフトハンザ航空を使ったので(スケジュールに1番あってたため)、真新しい「空港第二ビル南ウィング」へ。ここには出発まで楽しめるお店やらサービスがたくさんあるので、あたくしリーベかなり意気込んでたんですが、ふたを開ければ結局時間が無くてなにも出来ませんでした。トビーは充分寝たうえに、目の前に広がる光景に興奮しまくりのご様子。旦那君まで一緒になって、「うわぁぁぁ飛行機だよぉぉぉぉ!」と大騒ぎで周りの失笑をかってました。ちなみに今回、トビー用にスーツケースを用意しまして本人に持たせました。※こちらは参考図なぜか猪木顔・・・。これを予想以上に気に入り、空港内をガーガーと右へ左へCAのごとく引いて歩き注目浴びておりました。中には紙おむつ1枚、オモチャ、着替え1組を入れました。「自分の物は自分で持ってくれぇぇ。」という母の思いが込められた1品になっております。さて、絶好調で飛行機に乗り込んだトビーに対して機内でのトビー対策にやや緊張気味の旦那君と私。2歳児が密室に12時間・・・考えただけで胃が痛いこの状況。あたくし、色々用意いたしました。詳しくはフリーページに書きますので参考にして下さい。(注:参考にならない可能性も充分あります)席は3列並びで、窓側(今回、2歳になったのでトビーの分も席確保)。前列はあえて避けました。もう、バシュネット(簡易ベット)は無理な年齢だし、前列はアームレストが上げられなく、席をベット代わりに出来ないからです。足元で遊ばせられるという利点に惹かれましたが、今回は窓側にしました。で、トビー君ったら意外におりこうさんでした。ドラえもんのポケットのごとく私のバックからたららら~んと素敵なグッズが出てくるたびにそれに熱中しておりました。そりゃぐずった事もありましたが、本当にちょこっとだけで助かりました。機内食もキッズミールを事前に頼んでいたので、スムーズに運ばれてきました。このキッズミール、大人用より美味しくて、私はトビーの残り物でお腹を満たしてました。お腹もいっぱいになり、充分遊んだトビーは私が膝の上で抱っこした直後に沈没。そのまま座席(アームレストをあげてフラットにして)に寝かせると、起きることなくそのまま就寝。いや~ビックリするぐらいあっさり寝てくれました。友人に頂いた「BOMEX」というドイツの吐き気止め(?)のような薬も用意してたのですが、使う事なく済みました。これは3ヶ月児から使える優れもので、友人は絶賛しておりました。ドイツの薬局で勧められたそうで、有名な日本の某製薬会社のものです。でも日本ではこの手の代物って4,5歳からしかないのにね。海外では売ってるのよね・・・不思議だわ~。なにはともあれ、トビー就寝中は旦那君は映画を観て、私はただひたすら目を閉じて眠る事に専念してました。1時間ぐらいは寝れたかな。・・・記憶にないですが・・・。トビーは結局2時間ぐらい寝てくれて、機嫌も良く、絶好調!なのにあたくしリーベ、なぜかものすごくグロッキー。睡眠不足や疲れが機内で一気に爆発いたしました。乗り継ぎのフランクフルトで激しいめまいに襲われ、あやうく車イスのお世話になりかけましたよ。いや、もう本当グルングルン回っちゃってたから、地面が。それも「もう少し、もう少しだ・・・。」という気力だけで乗り切りましたよ。(気って大事ね、本当。)フランクフルトでドレスデン行きの飛行機に乗り込み、1時間。「やっと着いたよぉぉぉぉ。」フラフラな私とは対照的にハイテンションのトビーと意外に元気だった旦那君。降り立ちましたよ、DD(ドレスデン)に!!!しかし、スーツケースを受け取って出口へ向かおうとするも、トビーったら自分でちびスーツケースを引きたがるもんだからめちゃめちゃ時間が掛かる。私達が持とうとすると、あっちへ行け!とばかりに最近覚えた言葉で「ごー(GO)!ごー(GO)!」と追いやられる大人2人。勘弁してくれ・・・とゲンナリしてたその時、出口の自動ドアが開いた時、向こうにひときわ騒がしげな一行が見えました。「みんなだぁー!」ドイツの家族が手を振って待っていてくれました。それも義母(以下ママ)、義父(以下パパ)、義兄弟2人と義兄の彼女という総勢5人で!なんかフラッシュとかバシャバシャたかれてて、有名人気分。うぉぉぉぉー早くあっちへ行きてぇぇぇぇ。トビー、まったくこの状況に気付いてなくただひたすらわが道を行く。なので、私と旦那君で「ほら、オパとオマだよ!」と促してやると、そちらに気付き、ちびスーツケース引いたまま猛ダッシュ!おぉ、感動の再会か!と思った矢先、直前で固まるトビー・・・。あまりの歓迎振りに引いた驚いたご様子。もうとにかくみんな、スーツケース引いたトビーにぞっこんLOVEな訳で、「可愛い、可愛い。」の連発。そうでしょうとも!そうでしょうとも!!と誇らしげに微笑む旦那君。本当に来て良かった~と心から思った瞬間でもありました。それぞれにハグしあい、お互いの再会を喜んだのち、ももと伯母さん達の待つ、義両親宅へと向かいました。P.S.この日は写真を撮る余裕がなく、1枚も写真がありません。そんなところからりーべの必死ぶりをくみ取ってやってください。