私は君に言ったね
「僕には君が必要だ」って
ああ、本当に必要だった
今でも必要だ
だからこうして一緒にいるけれど
本当に君は変わったね
悪い意味じゃない、本当に良い意味だ
けれど、私は少し悲しい
君が私の手助けを要らなくなって離れていくと思うと
とても、悲しい
だから私は少し我侭を言うかもしれない
苦しいから我侭を言うかもしれない
だから少しだけ我侭を聞いて欲しい
私の壊れた部分は君と同じだから
治るまで一緒に居て欲しいって
でもそれじゃ駄目だとわかっている
だから私はこの苦しみを隠して
君ともう少しだけ過ごそうと思う
君がいるから今の僕がある
僕が壊れかけた時に
君は少し泣きそうな顔でこう言ったね
「僕には君が必要だ」
この一言が僕を救ってくれた
この世界に居ない方がいい
そんな風に思っていた
そんな風に感じていた僕を
その一言が変えてくれたんだ
壊れかけの僕の一番大事な部分を治してくれた
お陰で僕は今こうして生きている
お陰で僕には大事な人が一杯出来た
中でも君は一番大事な人だ
だからこの恩を君に返したい
君が苦しんだりしてる時
僕が君を助けてあげたい
君がくれたみたいにうまくはいかないだろうけど
君が苦しんだりしてる時
僕は君を少しだけでも助けてあげたい