私の弱さを、いつか強さに変えて
最後の記事は"大学卒業間近"というタイトルでした。将来を嘱望し、希望に支えられた自分の姿を見ました。私は現在地方私大の大学院の修士課程の学生で、研究を行うと並行し、就職活動を行っています。多くの人に支えられ、ようやくここまで来ることが出来たことは嬉しく思っています。8月現在、内々定を2社頂いた状態ですが、未だ本命には手が届かず足掻いています。私はここまで進む中で多くの人に迷惑をかけ、傷つけてきました。その事に反省はあれど、後悔する必要はないと考えています。何度挫折を経験しようが、私にとってそれは死に至る病ではないのです。どの様に辛くとも、私は生きていくと決めたのです。問題はどう生きるのか金が欲しいのか、名誉、権力、地位、そういったものが欲しいのか家族、愛する人、それを得られればいいのか目標を定め無くてはならない。今の私に足りないのは、心からの欲求だと感じています生きたい、欲求を満たしたいそういうったものを私は必要としています。私の過去、中学、高校、大学と多くの経験と挫折がありました。その中で心を壊しそうになり、自分という意思を見いだせなくなりました。どうしようもないあの暗闇は、私の中に未だに存在しています。今年の1月、その暗闇は再び私の前に姿を見せました。正確には昨年の10月頃から気配は感じていました。近寄っている、どうにかしなければならない、でもどうすればいい壊れた蛇口から現れた暗闇は懐かしい姿をしていました私の心を蝕む、暗闇は、いつも通りでした。そこから4月まで、私は研究室を休み、ひたすら逃げました。ある時、後輩に言われたんです「先輩、凄いお疲れですけど大丈夫ですか?」疲れているのは自覚していましたでも他人にそれを言われたのは本当に久々でした。私はへらへらと笑いながら、口癖のように疲れたわー、だるいわー、ねむいわー、と言っていましたそしてそれを周りは笑いながら頑張れや、と言ってくれるそんな状況を望み、作っていましたその時気付きました間違った、自分で自分を追い込んでしまった、とそして引き金は引かれました確かに多くの火薬はありました後輩、母親、父親、友人、研究室、色々なことが私を責め立てているようでした相談すら出来ず、苦しいという感情を内に抑え中学の経験から身につけた、いつでも笑顔であるという技術で誰にも気付かれず過ごしていたことそれが破れたとき、私は自分が駄目になりかけていることに気付けました圧倒的までの恐怖ひたすら眠り、この世界からの隔絶を望みました。友人とすら話したくない、家族とすら関わりたくない中学の時以上の苦しみを味わった瞬間だったのかもしれませんしかし、就職活動を前にして、多くのことを考えるようになりました。その結果、すぐにわかったことがあります。私の心を蝕んだそれは結局のところ、不安でしたその不安を膨張させ、自分で自分を苦しめていたのです私は臆病者で、逃げるように急いで決断を繰り返します。それは決して英断ではないのです。熟慮すればもっと良い結果は導けたそのようなことは幾度と無くありました。もっともっと、考えよう今のままでいいのだろうか、今何をすべきか、今私はどんな顔をしている?不安は消えないのだ相変わらず私の心の中には、暗闇がいます。しかし、この暗闇もまた、私の心の一部であり、私の本心なのですこの暗闇の声は、きっとどうしたいのか、私に問いかけ続けるものなのだから、ともに進みます。この声に耳をすませば、私の本当の欲求も見えてくる。本能で理解しているのです。不安は考えたという証明であり、考えた以上、結論を出そうともがいているのですもがけば、足掻けば、きっと答えを見つけられるでしょう不安は永遠になくならないけれど私が生きていくに足る目的を見つけることが出来るでしょう。正直な話私は世界が憎いこの苦しみを与える世界がどうしようもなく、憎い、憎悪している、吐き気を覚えるこんな世界、壊せるなら壊してしまいたいやり直させてくれ、私の人生を狂ったんだ、あの時にそう、そこからやり直せれば私はきっともっと上手く生きていけるそんな風に考える私は、醜いでしょうかそれでも私はこの世界でどうしようもなく愛おしい気持ちを手に入れていますあの失敗があったから、得られた私ですあれは失敗ではなく、ただ1つの出来事なのでしょう視点を変えてみれば姿は様々な姿を現してくれます研究生活で一番の収穫はこの考えを使えるようになったことでしょう私はこれからも多くの挫折と経験を得ますそこから新しい欲求を掴んでいきますそして私は生き続けますこの命が尽きるその時まで、私はただ歩むと決まっています生命現象なんて、結局生きて増やして死ぬことなのですから私は少しでも良い現象になるために、頑張ってみようと思います相変わらず私はこういう厨二病チックな言葉遣いが好きですきっとこれからも対して変わらないでしょう変わらないことと変わること進む以上、それは絶対です今、この心境に至れたのも、進んだからなのでしょうもう少し、もう少し、生きていきます壊すなんて出来ようもない私の弱さを、いつか強さに変えて。署名Miliadia.v.Alushe