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テーマ:猫ばかっ!ですぅぅぅ♪(518)
カテゴリ:うちのにゃんこ(=^・^=)たち
![]() 怖いほどに溜まる胸水は、抜いても抜いても、そのスピードを上げていった・・・。 静脈点滴を打てば、胸水が溜まる。 点滴を打たなければ、脱水になる。 どちらを選んでも、そこにはお別れが待っていました。 「厳しい事をいうようですが、治療を続け、病院で最後を過ごすか、 自宅で看取るか・・・。もう長くは持たないと思います」 先生の言葉に反応したように、ちぃこは、 「おうち!おうち!帰る!帰る!」と繰り返しました。 そぉだね・・・ ちぃちゃん、おうちへ帰ろう。 ちぃこは、すごくすごく頑張った。 ホントに偉い・・・いい子すぎだょ、 あたしは、何度も繰り返した。 旅立ちはそこまで来ている。 もう立てなくなってしまい、それでも前足で動こうとした。 彼女は、自力で胸水をおしっこにして抜き、それは腎臓に負担がかかってしまうのに。 弱音を吐かなかった。 抜けると楽になるのか、ふっと嬉しそうな笑顔を見せた。 辛い・・・とか、苦しい・・・とかいうこともなく。 この状態でご飯を食べられるのはすごいと病院の先生にいわれるほど。 心配かけない為に、最後までご飯を食べようとしていた。 「おかぁさん・・・ おかぁさん・・・ おうち・・・ おうち・・・」 ずっと遠慮がちだったちぃこは、「おかぁさん」と何度も呼んだ。 すっかり甘えっ子になっていたけど、一緒にいられた。 おトイレもご飯も・・・何度も苦しくなってしまうから、体の位置を変えて、 呼吸しやすいように、抱っこして、体を拭いて、付きっきり。 それでも、一緒に居られて良かった。 ペットショップで買われ、飼い主にほおりだされ、 あまりにも気の毒な姿に保護されてうちのこになったちぃこさん。 おうちへの憧れが強かったのかもしれません。 おねーさんにゃんこと妹にゃんこが出来て、よく面倒を見てくれていた。 ここは、ずっと、貴方のおうちだょ。 神様は、何故、ちぃこを選んだのか。。。。 考えてみました。 きっと、こんな理由だったのかもしれません。 ![]() ちぃこは、ただ一人、旅に出発しました。 しかし・・・ 1人ではなかったようです。 その3日前、なぜかお風呂場にいたちぃこさん。 一点を見つめ、何かを考えていました。 そぉです。 コロナ禍でみんなが大変なこの時・・・。 神様の元から、1人のおとこのこにゃんこが地上へやってきていたのです。 ちぃこと似ていますが、この方、覚えていますでしょうか? 2008年1月23日、神様の元でお手伝いをするため、 虹の橋の袂ではなく、天界に旅立ったちーくん♪です。 先に旅立ったねっち ![]() 今もなお、神様の元でお手伝いをしている、にゃんこ界唯一の存在。 ![]() いつも、お友達の所のにゃんこが旅立つときには、途中までお迎えに出ていたみたいですが、 今回は、直々におうちへ来ました。 ![]() ![]() しかし・・・ うちには、鳩色のにゃんこは、うさこもいます。 しかも、天界へ持って行く病は、かなり重いし・・・ これだけの大きいお荷物は途中で落としたら大変! おんにゃのこにそれだけの物は持てっこないし。 それにしたって、その役目は、ちぃこじゃなくてもいいぢゃん。 ![]() 優しいちぃこさんは、悩んだ末、 天界へ運ぶ大きな病を落とさないように、ちーくんと2人で運ぶ決心をするのでした。 ![]() ちーくんに導かれ・・・ ![]() 浅草・浅草寺のほうずき市が開かれるはずだった、この日・・・ みんなに四万六千日の功徳を残し、 ちぃこは、神様の元へ向かいました。 もし・・・ 皆さんが、鳩色のにゃんこを見かけたら。 それは、人間を幸せにする為に、神様が地上へ降ろした子かもしれません。 人間界から病魔や争いが消えた時・・・ 鳩色にゃんこのお仕事は終わるのです。 「ありがとう・・・」と声をかけてあげてください。 ![]() その声は、きっと、皆さんを幸せに導く道しるべとなるはずです。 ちぃこさんを応援してくださった皆さん。 ありがとうございました<m(__)m> ![]() ☆彡お時間がある方は、ねっち♪とちーくん♪うさこさん♪tちぃこ♪のお墓にお参りをドゥゾ(o´・ェ・)っ ↓の絵を クリックすると開きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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