屋根の上のミュージカル

下北沢ザ・スズナリにて劇団ハートランド第１３回公演　ペラペラゲーム。

最近は全席指定の舞台の多いなか全席自由席のこの舞台。

受付は開演の４５分前で開場３０分前。

受付時間までにも３０分前に劇場に到着したものの、３０分どこかでお茶をするのも中途半端なので劇場前で待つこと数十分。

劇団の方が待たせてすみませんとお客さんの列に飴の差し入れの気配りも嬉しい。

さて、開場となって自由席と言われてどの席に座るかが問題。

舞台は５～１０列あたりがとても見やすい席だろうが、つい一番前の席が好きなpink apple。

スズナリは舞台に近いのでかぶりつきの桟敷席。

仮釈放を一週間後に控えた女子受刑者と刑務官のお話。

社会や時代の変化に戸惑う受刑者・・・想像も付かないせかいの話で重い題材なんですが、言葉のキャッチボールで笑いも起こる。

お目当ての小林美江ちゃんは今回は刑務官と凛々しい役どころ。

凛々しいはずなんですが・・・途中ちょっとお得意なキャラクターに・・・

受刑者も刑務官も同じ塀の中。

刑務官もこの閉鎖されている空間に勤めるなかの苦悩が描かれて考えさせられる脚本。

最後にはハッピーエンドとはいかない話でしたが興味深い題材の話でした。