ネイルアートをしてもらいに行った日のことです。
金曜日の午後で、NARUTOは6時間授業で帰りは4時近く。
悟空・プリキュアは、いつものようにお留守番をするというので、
私は一人で出かけました(誘ってくれた叔母ちゃんと)。それが2:50。
ネイルが予定より遅れて始まったので、終わったのが4時頃だったかな。
乾くまでは動けないので、会場でそのまましばらくおしゃべりしていました。
すると、いつものようにケータイが鳴ります(←これ、絵が古くない?)
出るとプリキュアから。
「おかーさん、いつ終わるの?」 「もう終わったからもうすぐ帰るよ」
「おかあさん、あと10分そこにいていいよ」 「・・・??? わかったよ」
そしてしばらくするとまたプリキュアから電話。
「おかーさーん、まだゆっくりしてていいよ」
「あら、そーお? ねえプリキュア、にいにい(悟空)と何してるの???」
「なんにもしてないよ」
受話器の向こうは見えないから、推測するしかないのですが、
私はきっと二人で、私が隠しておいたDVDかテレビゲームをやってるんだな
と思いました。でも、まあいいか、いい子にお留守番していてくれるんだから
彼らの秘密は秘密でそっとしておこうと思いました。
土のかたまりでおままごと。 今までの・・・本当に先週くらいまでのプリキュアは
留守番の度に何度もケータイにかけてきてはこう言っていたのですよ。
「おかーさーん。プリキュア、お母さんがいないととってもさびしくなっちゃうの
だから早く帰ってきてね・・・。」
って、小さなかわいい声で。泣きべそかきそうになりながら
というのも悟空が、履歴を使った電話のかけ方を教えたからなんですけどね。
だから、かかる時には5分おきくらいにかかってきていました。
内容は、「お母さんがいないと、さびしいよ。泣きたくなっちゃうよ。」
それが、どうしたことかこの日は「帰らなくていいよ」コールです。
なんか、変な感じ。
拍子抜けするよ。
え、まだ帰らなくていいの?
平気なんだ~・・・。
なんか嬉しい気もするけど・・・。
ホントにいいの???
何度もかかるこの電話に、叔母ちゃんが
「じゃあちょっとお茶でもして行こうよ」
と誘ってくれ、「え~、そろそろ帰らないと思っているんだけど・・・」と言いつつ、
子どもに言われるまま、叔母ちゃんに誘われるままに、
ご馳走になってきてしまいました、モンブラン&紅茶のセットを
喫茶店でお茶してる間にも、何度かかかり、こんな事言ってました。
「おかーさん、どこか好きなところに行っていいから、あと30分帰ってこなくていいよ。」
「あと20分、ゆっくりしてきていいよ。」
(悟空が言わせている感も大アリだけど・・・。)
子どもたちには、(ケーキ食べてるよ~)なんてことはもちろん内緒ですが、
「そーおー、わかったよー」と返事しつつ、結局5時過ぎまでおしゃべりしておりました。
そして5:30に家に帰ったのですが、
子どもたちは全然平気な顔して 「おかえり~」
って言ってくれました。
悟空なんて 「次にお出かけするのはいつ???」
と、そそくさとカレンダーまで確認に行くほどでしたよ。
なんじゃそりゃ・・・?!
「そんなに留守番したいの?」
「うんっ!!!」 よほど楽しい時間のようです・・・。
一連の私たちのやりとりを見ていた叔母ちゃんに言われました。
「案外子どもの方はもう平気なのかもよ。
親が心配するほど、子どもは不安に思ってなくて、
お母さんがいない時はいない時で、何とかやってるんじゃない
結構楽しく、ね。」と。
ホントにそうなのかもね~。
私が心配するほど、子どもは私がいないことを不安がっていないみたい。
私の方が子離れしないとダメなのかな、って、思わされました。
仕事に一歩踏み出せないのも、日中、子どもを留守番させなければならない
ことを心配してのことだったけど、いなければいないで案外平気なのかも。
それなりに何とかしてくれるのかも。
そんな風に、息子と娘がさらりと教えてくれたようです。
実際、二人が何をして遊んでいたかはよく教えてくれず、わからないままでした。
でも、DVDもゲームもやってはいないよう。
二人で楽しく遊んでいたのかな。
ありがとね、おふたりさん