ミルクティー便り

寝室の二段ベッドの上で、妹と遊んでいる悟空。
その悟空が呼びます。
「おかーさ～ん、来てえ！」

行ってみると、お寺の和尚さんの手遊び唄を、プリキュアと楽しんでいます。

「ねえ、聞いててね。」

と言って、二人で始めたのが以下の歌です。
 

おーてーらーの　おしょーさんが　　　　　　　お寺の和尚さんが
　　かぼちゃのたねをまきました　　　　　　　　かぼちゃの種を蒔きました

　　めがーでーてー　ふくらんで　　　　　　　　芽が出て　ふくらんで
　　はーながさいたら　かれちゃわないで　　花が咲いたら　枯れちゃわないで
　　かーぼーちゃーのみになって　　　　　　　かぼちゃの実になって　

　　にんぽうつかって　そらとんで　　　　　　　忍法使って　空飛んで
　　とうきょうたわーに　ぶつからないで　　　東京タワーにぶつからないで
　　えっふぇるとうに　ぶつかって　　　　　　　エッフェル塔にぶつかって　　　

　　ぐるりとまわって　ジャンケンぽん　

「だって、かぼちゃの種を蒔いたら、実がならないとおかしいでしょ」 
「東京タワーより　エッフェル塔の方が高いから　そっちにぶつかったんだよ」

おお、なるほどね～～～
考えたこともなかったわ！
そうだよね、種を蒔いたら実が出来るよね。
そりゃそうだわ・・・（感心）
それで、自分で勝手に替え唄を作っちゃたのでした

ちょっと本題からそれますが、
ここまでのところで、「何だ、この歌は」と思われた方が
きっといらっしゃるのでは

そう、「忍法使って　空飛んで～・・・」の部分ではありませんか？

私はそうでした。
私が子どもの頃（福岡県で）、いつも歌っていたのは
多分一番オーソドックスな歌詞なのでは。

お寺の和尚さんが　かぼちゃの種をまきました
　　芽が出て　ふくらんで　花が咲いたら　ジャンケンポン

ところが、悟空が数年前、幼稚園で覚えてきた（先生が教えたらしい）この唄を聞いて
ある意味、目が点になった、というか、とても驚いたのを覚えています。

芽が出て　ふくらんで
　　花が咲いたら　枯れちゃって
　　忍法使って　空飛んで
　　東京タワーにぶつかって
　　ぐるりとまわって　じゃんけんぽん

へ～、先生が「東京タワーにぶつかって」なんて歌詞を教えるんだ～
と、びっくりしたなあ。

そうしたら、なんとプリキュアも、同じ唄を保育園で習って
覚えてきてるから、またびっくりだったの
（悟空とプリキュアの通ったところは、全然違うところです。）

実はこの辺（東京・城南地区）では、
これが当たり前の歌詞なのかもしれないよね。
調べた訳ではないけど・・・。