|
カテゴリ:おはなし会(読み聞かせ)
【3月8日(金)】 この回は3年3組にとって、かなりスペシャルな記念すべき回でした。 1冊目。私が用意した本をそばで見ていたU君が、「ボクが読む」と言うんです。 ホント?と思いながら、2度3度確認するも「うん、読む」と言います。 だったらそんな意欲的な気持ちを潰せない!と思って、本当に読んでもらうことにしました。 私たちがするように椅子に腰掛けてもらい、本はほかの子達が見にくくならないように 後ろからちょっとだけ支えてあげました。 でもほとんど一人で出来ていました。
本はこれ。
『かしこいさかなはかんがえた』
Uくんは初めて見た本にもかかわらず、よく読めていました。 いつもはざわつくことの多い数人のちびっこギャングたちも、 (おあいつが読んでる)とばかり、ぴたっとおしゃべりも止まり、全員が集中 とっても素敵な時間になりました。
実は読んでくれたUくん自身も、実を言うとなかなか言うことを聞いてくれず 勝手なことをしている ちょっと困ったクンなんです。 でも 一人で本の読み聞かせをしてもらった後(直後)の彼は 見違えるように変わっていました
前の方に来て(いつもは後ろの方で絵を描いたり勝手なことをしてる)、 ちゃんと座って(確か正座していたような気がします)、 静かに、ほかのお母さんが読む2冊目を聞いていたんです・・・ その後ろ姿を見て・・・驚きました。そしてとっても嬉しかった~ 子どもって正直ですよね。
Uくん、根はいい子だって知ってます。 でも、クラスでは友だちに嫌なことしたり、先生の言う事を聞かなかったり、 とても困った子という印象を見せています。 きっと本当はもっと認められたいんだろうな、もっと受け入れてもらいたいんだろうなぁ、 等思っていました。 そんなUくんに良い機会が訪れて、本当にこの回はよかったです。
そしてその次の回は・・・やっぱり!予想した事態が待っていました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年04月04日 07時43分48秒
コメント(0) | コメントを書く
[おはなし会(読み聞かせ)] カテゴリの最新記事
|