中学受験生のお母さんに、怒られるかもしれませんが、このテーマを選ばせてもらいました。
息子が小学校5年の秋ごろ、「僕も私立中学受けたい」と言い出しました。
夫は「自分から行きたいと言い出した」と、たいそう喜んで、早速冬講の説明会へ行きました。
とにかく試しに冬講だけ行ってみて、続けられそうだったら続けたら良いということで、通い始めました。
初日から「明日までに、ココからココまでやってくるようにやて」とスゴイ宿題の量。
話を聞けば、本科生と同じ教室で30人ぐらいいるクラスだと言う。
その問題の難しいこと。
通過算だの旅人算だの。。。まず親が理解して、子供に教える。
とてもじゃないけど明日まで出来そうに無い。
まあ、やれるところまで頑張ってみようと励ましながら・・・
2日目・3日目になると、もう腹立たしくなってくる。
何で親が教えなあかんの?
9日間で4万1000円程(?)支払ったのに。
“教えるのは塾の仕事やろ?” と思いつつも、説明会の時、言ってたな~。。。「受験まであと1年、この時期にこの内容が理解できないとダメなのです」と。
それがあったため、文句も言えず、どうにかこうにか9日間を終えました。
続けていくかどうかは、本人に決めさせることに・・
本人も、もう止めとくと言うので、その旨塾に連絡しました。
塾から、「続けられる子だと思いますが・・」と2回ほど誘いの電話をいただきました。
そこの塾の説明会に行った時、ちょっと気になる物が壁に貼ってありました。
それは、テストで上位10位までの名前を、総合・科目別に張り出していました。
競争心をあおるためには、あたりまえのことですが・・・
上位に入った子は、“私はエライんだ”と錯覚をするかも知れないなあと感じました。
私は思うんです。
小学生の時にしておかなければならない大切な事。。。自分達で創意工夫しながら自由に遊ぶ。自主性を育てる、思いやりの心を育てる、コミュニケーション能力を付ける、etc
サッカーも少年野球もなるほどいい事ですが、所詮、大人が用意したもの。
もっと多人数で自発的に遊べる自由時間を持たせてはどうでしょう。
ウチは結局公立ばかりで、今は院生です。
一番大変だったのは、やはり高校の時だったのではと感じます。
朝、家を出たら、部活をして、塾へ移動し帰ってくるのが夜の11時前という日が週に2~3日。
その高校は、3年間でする内容を2年間で終わるのですから、いつも「どんどん進む」と言っていました。
この時ばかりは、中高一貫だったら余裕あるのになあと確かに思いました。
人生、結果が良ければ全て良いんですが、どこかでつまずいた時、小学生頃に基礎が出来ている子は、どうにか乗り越えていけるのではと思います。
本当に難しい問題です。
ウチも、果たして社会に出て、上手くやっていけるのかどうか分かりません。
何が良くて何が良くないのか、人それぞれですもんね。
なんか、理屈っぽい事書きながら訳分かんなくなってきましたよ。
それでは。。。