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カテゴリ:日常のこと
いつも歩く散歩道にお地蔵さんがあります。
過去に交通事故があって、そのご遺族が設置したようです。 最初の設置場所から、後に道路整備の都合で、この場所へ移設したらしい。 少し前の大きな台風の時、祠が吹き飛ばされ、その時石に刻まれた氏名や年齢などが読めたとの事です。 ここを通る大方の人は手を合わせ、悪い事がおこらないようにとお祈りしています。 もうずいぶん年数が経ち、ご遺族(身内)も管理に来てないのかもしれません。 今は3人の女性がお地蔵さんのお世話をされてるようです。 黄色い矢印のところを拡大したものです。 「おん かかか びさんまえい そわか」と書かれています。「い」が抜けてますが、あるのが正しいようです。 私達は、”何か書いてるな~”と思うくらいで、特に意識したことがなかったのですが、先日、私はご老人(男性)に「スマホで意味を調べてほしい」と頼まれました。 検索してスマホの画面を見ていただきました。 家に帰ってから、”分かってもらえたかな~”と思えて、紙に書いて今度お会いした時にお渡しする方が良いのではないかと考えました。 その男性も紙に書いてもらおうと思ったそうです。 意味 「おん」は帰依しますという聖語 「かかか」は喜び笑う声 「びさんまえい」とは:珍しい、不思議なといった意味 「そわか」は成就しますようにという聖語 全体では、「全ての人々が喜悦(きえつ)する不思議霊妙なご利益をお授けくださる地蔵菩薩(じぞうぼさつ)へ帰依します。その成就あらしめたまえ」となるそうです。 喜悦:よろこぶこと 帰依:神仏や高僧を信じてその力にすがること 成就:願いがかなうこと ただし、あくまでも実際に唱えてこそ、その意義が発揮されるそうよ。 奇数回唱えると良いらしい。 分かった様な、分からない様な難しいお言葉。 そもそもお地蔵さんとは何? 正式には「地蔵菩薩」と呼ばれ、釈迦の入滅後、弥勒菩薩(みろくぼさつ)がこの世に現れるまでの間、人々を救済し幸福をもたらすとされる御仏で、十三仏の一つです。 お地蔵様は人の願い事を聞き、神に運び届ける生き方を選び、この世に残ったそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.07.02 13:03:36
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