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テーマ:心のままに独り言(8772)
カテゴリ:雑談
今朝、6発のミサイルが打ち込まれたという
ニュースが駆け巡り、緊迫した状況になっているが その目的は? 北朝鮮のミサイル「テポドン2号」が、発射(はっしゃ)されるのではないかというニュースが、 世界を駆けめぐっています。 本当に発射されるのでしょうか。心配ですね。 きょうはこの問題について考えます。 「テポドン2号」はミサイルです。ミサイルは、ロケットエンジンで打ちあげられ、 目標に向かって飛んでいく武器のこと。 テポドン2号は全長35メートル、1段目と2段目に別れ、 たとえば爆弾をつんだ先の部分が、目標に向かっていくのです。 テポドンというのは、ミサイルがはじめて見つかった北朝鮮の地名です。 ミサイルを発見したアメリカが名づけました。 北朝鮮が「テポドン2号」を発射する準備をしているようだ、という今回の動きを見つけたのも、 アメリカです。空から偵察衛星でずっと監視していて見つけました。 この偵察衛星は、250キロの上空から、地上にある数十センチのものでも見分けることができます。 何を見つけたかというと、ミサイルが発射台に立てられ、 先の部分で何か作業が行われている様子や、 燃料を運ぶ車が燃料を注入しているような様子です。 はっきりとはわからないのですが 「北朝鮮は、ミサイルに燃料を入れて、発射に向けた準備をしているのではないか」と 疑われているのです。 テポドン2号があるということは、そう、テポドン1号もあります。 いまから8年前の1998年、テポドン1号が発射されました。 1号は2号より小さくて全長27メートル。このとき1段目は日本海に落ち、 2段目は日本をこえて太平洋に落ちました。 何の連絡もなかったので日本中が大騒ぎとなり、日本は北朝鮮に強く抗議しました。 テポドン2号は、1号よりも性能が良くなっています。 テポドン1号が届く範囲は1500キロ以上。日本に十分とどく距離です。 一方テポドン2号は、届く範囲(はんい)がさらに広がり6000キロ以上におよびます。 アメリカ本土のアラスカまでとどく距離です。 だから、テポドン2号の動きに、アメリカも警戒を強めているのです。 もしミサイルを発射すると、北朝鮮は世界中から批判されそうですよね。 ではどうして北朝鮮はこんな動きをみせているのでしょう。 こんな見方があります。 北朝鮮は自分の言うことをきかせるため、ミサイル発射という危険なことを あえてしようとしているのではないかというのです。 言うことをきかせる相手というのは、アメリカのこと。 どういうことかというと、北朝鮮は核兵器を作っているのではと疑われています。 もし、核兵器がミサイルに積みこまれでもしたら大変ですよね。 でも、北朝鮮は核開発をやめようとしないのです。 その一方で、北朝鮮は、アメリカと仲良くなるための話し合いを したいといっているのですが、アメリカは「核開発をやめないなら話し合いは一切しない」と 北朝鮮に言っています。そこで北朝鮮は何とか方法はないかと考えているのです。 またこんなこともあります。 北朝鮮は、ニセのドル札を大量につくったり、麻薬を売ったりして、 不正にお金もうけをしているのではないかと疑われています。 北朝鮮はこうしてもうけたお金を、外国の銀行に預けているといわれています。 これに対してアメリカは去年、北朝鮮がこの銀行からお金を引き出せないようにしました。 お金が引き出せないので、北朝鮮は大変困っています。これもやめてもらわないといけません。 そこで北朝鮮はこう考えます。 「ミサイルを発射するぞ。危険だぞ」とおどせば、 アメリカは「本当に発射されたら大変だ。 そうならないよう、北朝鮮のいうことを聞いてあげよう。 銀行からお金を下ろせるようにしてあげよう」と、考えてくれるのではというのです。 アメリカは「北朝鮮の脅しには応じない」といっています。 また北朝鮮は、こんなことも考えているのではないかといわれています。 実は、ミサイルを欲しがっている国が世界にあります。 北朝鮮がミサイルの発射に成功すれば、こうした国がミサイルを買ってくれます。 北朝鮮はお金もうけができます。だからミサイルを発射しようとしているというのです。 どんな理由があっても、世界の平和を脅かすことをしてはいけませんよね。 ミサイルの発射をやめるよう北朝鮮と仲の良い中国もふくめて、 いろんな国が北朝鮮を説得しています。 北朝鮮は、それでもミサイルを発射しようとするのでしょうか。 世界中がいま北朝鮮の動きを見守っているのです。 【 2006/06/24 放送(内容は放送時点でのものです) 】 そして今朝、発射した訳だけど‥こどもニュースって解りやすい表現で 的を得たものになっていると思う 物事を複雑にさせているのは、やはり思惑のある大人の世界なのか? それにしても、北の根底にある体質は別として これらの行為に、こんな時だから冷静に対応しなくてはだ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jul 5, 2006 11:18:52 AM
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