それは遠い昔の或る日の事
小さな駅伝大会が開かれた
マラソンに自信がある者も苦手な者も
この日のためにそれぞれに練習をして
いざ本番
冬晴れの寒い日だった
農場を抜け
茶畑を眺め
街道を走る
鼓動がすぐそこに聞える程
誰もが必死に先を急いで居た
そして
ゴールが見えてきたその時
ある子が転んで
視界にその姿をはっきりとらえた瞬間
大きな選択を求められた
でもその日の事
誰も後悔はしていないはず
みんなで走ったあの日の事
それは最高な1日だった
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最終更新日
Oct 6, 2007 06:23:01 PM
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