計算の知恵
大学に入るまでは計算が速かった。計算が速いので問題を解くのも速かった。大学受験の数学の問題ってのは、だいたい、大きな問題が5問という形式が多い。受験数学の常識というか定石として、5問のうち1問は捨てて、残りの4問に全てを賭ける。と言うのがあったけど、私は5問全部解いていた!大学に入ってからは、純粋な計算能力は落ちたが、計算技術が向上した。ので、総合的な計算速度は落ちていなかった。家庭教師をしていた割と優秀な小学生よりも、断然計算は速かった。一番計算が速いとされる小学校高学年の子にも勝つんだから結構速かったわけだ。でも、就職してからはガックリ計算速度が落ちた。さきほど、月額4,200円だったら、年額はいくらになるだろう?と言う計算をしようと思った。大学に入るまでの私ならば暗算でパパッと計算していたであろう。大学に入ってからの私であれば、4,200円は4,000円の消費税込みだと言うことに気が付いて、4000×12を先におこない、結果の48000に対して5%(2400)を上乗せすると言う処理をしていたであろう。さきほどの私。。。電卓を使ってしまった。。。なんとも情けない気持ちになってしまった。ああ、俺の計算力はこんなにまで落ちてしまったのか、と。まぁ計算といってもボウリングスコアの足し算くらいしかやらないようになってしまっては、計算力が落ちても仕方がない所であろう。淋しい限りじゃ。