気象記念日
さて、きょうは気象記念日です。1875年(明治8年)の6月1日、現在の気象庁にあたる東京気象台が創設され、東京での気象観測、地震計による観測が始まりました。気象記念日はこれを記念したものです。また、9年後の1884年(明治17年)6月1日には、日本で初めての天気予報が作られました。予報したのはドイツ人のクニッピングという人で、「Variable winds,changeable, some rain.」という英文で予報しました。日本語訳にすると「全国一般 風ノ向キハ定リナシ 天気ハ変リ易シ 但シ雨天勝チ」という内容で伝えられています。今から考えると随分大雑把な予報だったんですね。現代科学の進歩により、予報も精度が向上してきております。今後、天気予報がどうなっていくのか楽しみです。