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Dramatic Addiction~ドラマチック中毒~

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chii81

chii81

2011年01月29日
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カテゴリ:韓国映画
韓国 2010年8月本国公開 
監督 イ・ジョンボム  出演:ウォンビン、キム・セロン
公式HP(主題歌がながれます。)
英語題:'The Man From Nowhere'(アメリカ公開題)

予告を見たときからすごく見たくて、見たくて、やっと見ることができました。
よかった。おもしろかったです。
ウォンビンは、身震いするぐらいかっこよかった。
叫んだりすることなく、余計なことは一切話さないんだけど、悲しみも、怒りも、つたわってきて、この映画は、ぐいぐいひきこまれていくんだよね。泣きながら見終わりました。

基本、私は、ドンパチ(古。)するような映画はあんまり好きじゃないんだけど
特に、韓国ギャング映画はいたくって、誰もが通らなきゃいけない道なのか、またあ?ってかんじで。。。ウォンビンはそれに余りある存在感。

テシクは、顔を覆うように髪をのばし、質屋のお化けとかよばれ、世の中から、自分をシャットアウトしている。
でも、彼には、近所に住むたった一人の友達がいる。
この少女は、8歳にして、寂しさをしっていて、だから、さびしい人の心にすっとはいっていける。その少女がギャングに連れて行かれて、助けるために、テシクが命かけるという映画です。

ある意味、殺し合いなので、エグイ場面もでてきますが(ほら、もともと好きじゃないから)
、何だろう、一機にみれて、ぎゅっと詰まっていて、助け出すというサスペンスも加わっていて、哀愁漂う韓国ノアールのいい映画だとおもいます。見て損なし。

ウォンビンはゆうまでもなく、髪で隠していても、短く刈っても、もう一度言いますが、身震いするぐらいかっこいいです。
どんどん、いい男になっていくな~。

予告編



ネタばれあらすじ感想。
最初、麻薬取引の現場に踏み込むところからはじまるんで、間違った映画をみはじめたかとおもっちゃいました。

この現場で、女の子のお母さんが、薬をぬすんじゃうんだよね。

この盗んだ相手がわるくって、麻薬どころか、臓器売買もやっていて。後でわかるんだけど、子供をつかって、麻薬をつくったり、カード詐欺をさせたり、最後には、その子供の臓器をうるっていう、極悪非道。ほんとにこんな人たちが存在するんだろうか。映画の中でしか知らないでよかったです。

そのお母さんはそいつらにすぐ見つかって、少女も目の前でつれていかれてしまう。

その身体能力に目をつけられて、少女を人質にとられて、彼らのボスを陥れるために、利用されてしまい、警察につかまってしまう。

このままじゃ、ソンミ(女の子)を助けられないとおもったテシクは、警察を逃げ出す。

このとき、前髪に隠れたウォンビンの凄みのある顔は、セクシーで、うつくしい。

テシクになみなみならない興味をいだいた警察の調べで、テシクの過去が明らかになっていく。
特殊部隊で、暗殺等、裏の仕事をしてたテシクは、情報がもれたことによって、初めての子供をみごもった妻を目の前で殺され、自分も銃弾にたおれる。

その大切な人を守れなかったという思いが、テシクを今大切な唯一の友達を助けに行かせるのだとおもう。
ソンミが困ったときにも助けてやれなかった。”それでも、嫌いにならない。そしたら、好きな人が一人もいなくなっちゃって、心が悲しいから”と泣きながら、かえっていたソンミ。
守れるのは、自分しかいないのだ。

そして、自分を外界からさえぎってきた、髪の毛をきりおとす。

さすがの殺人を生業にしてきた、特殊部隊の精鋭なので、殺すことには、躊躇なして、ばさばさきっていく。目的のためなら、体が勝手にうごいちゃうんだろうね~こうなると。

弟を痛めつけられたお兄さんボスは、ソンミの目玉をくりぬくことを命令する。

その目玉をわたされて、テシクは激昂する。悲しみと、沸々と怒りがわいて、怒るといっそう低音になって、凄みがまします。

でも、雇われ殺し屋(雰囲気ある俳優さんだなっておもってたら、タイの俳優さんだそうです)の顔を見たとき、彼が助けるんだろうなっておもった。彼もさびしい男で、ソンミはその心に入り込んでいったんだね。

最後にこの殺し屋とナイフの戦いをするんだけど、持ってた銃をすてるんだよね、この殺し屋。
この3人は似ているのかもしれません。

最後、復讐を果たして、抜け殻のようになった男(また、ウォンビンが死ぬんだろうな~って顔するんだよ)は、自殺しようとするんだけど、”アジョシ。アジョシ”ということばにはっとする。
”助けにきてくれたんだね。私を助けに来てくれたんだね”ってうれしそうにする。
少女は心も救われるんだ。誰かが、私を守ってくれたんだって。

後半に向かって、最後テシクしんじゃうのかな、頼むから、死なないでくれっておもってたんだよね。

最後、別れ際にちょっと笑う。”アジョシの笑った顔初めて見たって、うれしそうにするソンミ。”悪いけど、これからは一人で生きて行かなきゃだめだよ”というテシク。
うなずくソンミ。
最後に一度だけ、よかったら、抱っこしてもいいかなときく。
そこで、しっかり抱きしめる。奥さんをおなかの子供ごと抱きしめたように。
テシクには、また家族ができた気がした。希望がある終わり方でした。
長い間、刑務所にいくんだろうな。ソンミまっすぐいきていってくれよ。
たぶん、大丈夫でしょう。命を懸けて守られたっていう思いは、彼女の中にずっとのこるからね。



テーマソング
Mad Soul Child - Dear






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最終更新日  2011年01月29日 13時59分44秒
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