娯楽映画的な要素がたっぷり。 深く考えることなく観られて、「あぁ、おもしろかった。」 と爽快感を味わえる。
今回のスーパーマンは18年前のリバイバルではなく、新作かつ続編。
実は私、スーパーマン・シリーズをいままで一度も観たことがない。 今日は何の知識もないまま観たんだけれど、それでも充分楽しめた。
劇場には年配のお客さんが多かった。 昔のスーパーマンが懐かしくて観に来たのかな。
アメリカのアニメ・ヒーローが映画化された作品は数あれど、そのヒーローが人間じゃなくて宇宙人というところが 『スーパーマン』 の特色。
スーパーマンは観ていて気持ちいいくらいに強い。 それが宇宙人だからと思えば、すんなり納得ができた。
スーパーマン役の新人、ブランドン・ラウスは初代スーパーマンのクリストファー・リーヴにそっくり。
これだけ似ていると、ほかのお仕事のオファーが来づらくなってしまうんじゃないかと要らぬ心配をしてしまう。 実際クリストファー・リーヴもそうだったらしいし。
悪役にケヴィン・スペーシー。 髪を全部剃った姿はどうしても 『オースティン・パワーズ』 のDr.イーブルと重なってしまった。 動きもなんとなく似ていたような。
明日の日曜洋画劇場は1979年の 『スーパーマン』
先に観てから 『スーパーマン リターンズ』 を観たらさらにおもしろいかも。
ハビーは手放しでおもしろかったわけじゃないみたい。 アクション半分、ロマンス半分だったから。
『スーパーマン リターンズ』