MIMIのもふもふ日記

たまに寝不足でイライラしてしまったりするときに
自分で書いた出産の時の日記を見て感動を思い出し反省します。

その日記です。長文になります











平成２１年６月２７日　晴れ



「今日産まれるようにおまじないしたから～」


６月２７日午前11時ごろ自分の叔母と電話でそんな会話をしていました。


一週間前の姉の結婚式で「おばあちゃんの誕生日が２７日だからその日に産みなさい～」と冗談を言われてました。

本当に予定日を過ぎても産まれないのでおまじない解いたから今日産まれるよって会話を電話でしてたんです。



電話を切って、トイレにいくと少量の水が下着に…破水？？と思い病院に連絡したら入院準備して来るように言われました。

土曜日なので旦那は仕事が休み、２人ですかさず病院にむかいました。



診察の結果は、羊水の上の方から破水してるということでそのまま入院になりました。陣痛待ちです。進みが早そうということでLDRにで待機になりました。


１２時ごろから待機して定期的に陣痛がきたのが３時ごろ。


それまで余裕をかましていた私ですが、落ち着かなくなり常に動いています。
旦那には競馬の騎手みたいな動きと言われました(笑)

痛みの激しさがどんどん増してついには呼吸ができなくなるまでに。

有名な『ヒッヒッフー』を活用！心の中で、今までラマーズ法を冗談に使ってごめんなさい‥と反省しました。



そして本当の地獄はこれからでした。

私の思い描いていた出産とは程遠い…痛みから逃れることしか考えらんない私。


フリースタイル出産だったので旦那にしがみついていたんだけど…旦那傷だらけ(笑)
私の口から出てくるはヘタレなセリフばかり。

「もうやめる～！」と絶叫。

そんな中『パンッ』音がして破水しました。
助産師さんの分娩にはいろうって声が聞こえて更にびびる私。。。




これが本当の逃げ腰！痛すぎでベッドにいれない！逃げようとする私をみんなで抑えつけられました(笑)



「いきんでっ」と言われるも「無理～」と返答。いきむ度に「いだーい」と絶叫するもんだから皆に声我慢！っていわれます。
我慢できるもんならしてるがな。

何度となくいきんだ時間が永遠に感じられる程長かった。




そして分娩に入ってから一時間ぐらいで誕生しました。



ドバーって…なんか赤ちゃんが出たって感触がわからず…旦那と母親の生まれたよって声に反応した感じ。


私の第一声は『ごめんね～』でした。色んな意味をこめてのごめんねっだったんだと思う。。(笑)

憧れてたカンガルーケアは『可愛い』と『痛い』交互につぶやいてました。疲れ果てて感動が追いつかず、、




後処置のときも痛いよーって叫んでたらしい。

あとから助産師さんに「久々に元気なお母さんっ」て言われちゃいました。

病院の端まで叫び声がきこえたらしい。私、声基本でかいのよねぇ



私の処置が終わり赤ちゃんの体重をはかって赤ちゃんがもどってきました。




助産師さんが「3740グラムもあるわ～」って

『聞いてないよー』ダチョウ倶楽部並のツッコミを心の中でしました。



だって最後の検診のときに3000グラムちょいって聞いてたのに…
すごく元気な子で首が半分すわってます。
髪の毛もふさふさ～なんか思ってたより弱々しくない(笑)


やっと実感がわいてきて顔をまじまじと見ました。




なんか猿みたい…





可愛い顔になるのか心配になりました。





そんな心配必要なかったようで今日で出産３日目だけどメロメロ～

素で自分の子が一番可愛くみえてます。




振り返ってみれば病院についてから７時間で誕生。大きい赤ちゃんの割には裂傷も小さくて、母子共に健康です。ギャーギャー騒いだけど旦那と母親に立ち会ってもらった素敵な出産でありました。



なによりも横にいるこの子をみると『よかったなぁ』としみじみ思えます。
今まで生きてきた中で一番幸せです(^-^)