強気な妻と可哀そうなオレ

昨夜は、久し振りに夢を見てイヤな汗をかきました…。


昨夜のことですが、
風呂に入ろうとしている悪妻星人の背中に、チャック？らしきものを発見！

何だろう？？？と思い、そのチャックを下げてみると、
中から出てきたのは妖怪のような姿をした悪妻星人の本当の姿。
　
　

「あーっ！」

驚きのあまり、オレは大声を出してしまい、それに気づいた悪妻星人は、

「見～た～な～～～。
　　お前たち地球人は、我々の奴隷となるがいい。　　ハッハッハッ～」

と言い残し、浴室の排水溝の中へ入っていってしまいました。


これは夢か？


ぼーぜんとしていると、リビングのテレビの画面にニュース速報が！

『只今、正体不明の未確認飛行物体の集団が高尾山周辺に出現。自衛隊の要請を受けた国連安保理は、国連軍の出動を採択した模様。』

やばーい！！！

オレがずっと恐れていたことが、現実となってしまったようです。
ついに悪妻星人が地球の征服に乗り出したのです。

思い返してみれば、ここ数日、我が家の星人は突然いなくなったり、夜中にピーピーと音をたてていました。あれは、きっと悪妻星の仲間と交信していたんです。


国連軍 対 悪妻星人軍の全面戦争です。

こうなってしまったからには、オレも出動せねば・・・。



国連軍の総司令官は、わたくしあーんぱんｍａｎ。

対する悪妻星人軍の総司令官は、我が家の悪妻星人。


悪妻軍は、無差別攻撃を繰り返しています。
脱ぎ捨てた洋服を次々に投げつけてきます。

　

我が国連軍も食器用洗剤の泡攻撃をしかけますが、ジムで鍛えて身軽になった悪妻軍はすばやくかわしてしまいます。

「や、やばい・・・。」



今度は悪妻軍の攻撃。

割りばし攻撃！

　

今までコツコツと大量の割りばしを集めていたのは、この為だったのかぁ。

この割りばしが、オレの乗った戦闘機のエンジンを直撃。

操縦不能に！

「地球も、これで終わりなのか・・・。」



　　　
　

 

・・・・。

どのくらいの時間が経ったのだろうか。

目を覚ますと、そこにはイビキをかいている悪妻星人が転がっていた。




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