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カテゴリ:オプション
追加考察
両建てカレンダーは縦と横にヘッジがかかっている戦略なんですよね。 期近 VS 期先 で考えるなら 期近のショートストラングルを期先のロングストラングルでヘッジしている状態
今回の結果で言えば、ショートストラングル側を現実的な返済値0.05で返したとして、全てがOTMで終了とすると
ショートストラングル側の利益が +6.335 (現実的な最大利益) 実際の利益 +3.57
で利益保持率は+56% これは悪くないとおもいます。 保証金が無の分、たくさん仕掛けられるので、コンスタントに20%でも全然いいくらいです。
ITMした場合のベガの暴騰は考慮に入れないとし(レアだし、基本的に有利に働くので考えないでいいでしょう)、いかにこのショートストラングルの利益をヘッジで削らないようにするかということが課題になります。
最大のポイントは、やはり仕掛けるタイミングかな?
期近と期先のプレミアの鞘を仕掛ける段階でいかに小さくしておくかということが、大切だと思います。
もう鞘取りと割り切り、お手ごろな鞘を捜すのが第一かなと。
というのは、9月期に仕掛けたのでちょっと失敗してしまい鞘が大きくなっていて、デルタショートのはずなのに(プットペアの方が枚数多い)、今日の暴落でも含みにならなかったという痛い銘柄があるから、実感を込めての考察です。
暴落の時(特に1日目)はプットは跳ね上がるが、コールは下がりにくい 暴騰の時(特に1日目)はコールは跳ね上がるが、プットは下がりにくい
これ忘れちゃいけませんよね・・・ こないだ急騰した時に仕掛けちゃって、今鞘縮めるの苦労しています。
さて、もう1つのヘッジは両建てカレンダーの名の通りに プットとコール側がそれぞれヘッジになっているんですよね。
ただ、これは予想するのが難しい・・・
というのも仕掛けた段階ではまだどちらがヘッジになるのか分からないんですよね。
そして、今回もそうだったんですが、SQに近づく途中でヘッジとメインが逆転するということも普通にありえるんです。
だから、どちらかというと、鞘に気をつけて仕掛けて、FOTMになっても最後まで両方のポジを保持していける状態の方が精神的にも楽かなとは思います。
ふ~っ!
またグダグダかいちゃった。
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最終更新日
2008年08月19日 10時55分22秒
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