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ミミの気ままなオプション考察

ミミの気ままなオプション考察

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2009年01月17日
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カテゴリ:オプション

星こんばんは~~

今日は華麗なV字回復でしたね~

去年からそうですがダウの8Kはかなりしっかりしたサポートになっていますね。まあ、何度かチャレンジされれば崩れてしまうとは思いますが・・・

Image and video hosting by TinyPic

上のチャートよりも下のチャートのほうが見やすいかな?

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緑の線が8Kですが、昨年もことごとくここにタッチすると反発してましたよね~

真ん中で1回オーバーシュートされてますが。

現在デルタを傾けたトレードをしていないので、相場観を掴むのにチャートは利用していませんが、OPトレードはOPトレードの原資産チャートの使い方はあります。

大きなサポートを貫通した時はIVが瞬間的に噴くのでそこを狙っていくわけです。

日中チャートでも、確実にサポートレジスタンスがあるので、『今日は仕掛けるぞ』なんていう日はチャート見ながらIV観察してよいタイミングを狙っています。

 

株の順張りBOに似ていますが、微妙に違います。

株トレードのBOの場合、サポートが破られる瞬間に売りではいるわけですが、そこで手塚しちゃう可能性(=売値に株価が戻る)もあるので、結構IN&OUTをすばやくしなくてはいけないですよね。


ところがOPトレードのIVの場合『今まで守られてきたサポートが破られるという一瞬の恐怖心の高揚』を『売る』ので、株価が戻ればIV(≒恐怖心)も戻るので、高値で売ったIVも戻ります。

さらに、面白いことに株価が下がり続けても、そのスピードがグダグダしたものであれば、やっぱりIVも下がるんですね。『慣れ』ですね。

ローラーコースターもはじめの谷は恐いけど2回3回となると恐さが少なくなる感じかな?

特に米国はシストレ&オートトレードが多いのでそういうプログラムがLCをしてくるポイントというのをチャートから大体予測しておくのって、楽しいし役に立ちます!

ミミはチャートフェチなので、純粋なOPの戦略研究とは別に一定のチャートのパターンとIVの動きの関連データをとっています。

最近は自分の仕掛けたい戦略に一番フィットしそうなIVを持ちそうな銘柄は、チャートから見当がつくようにはなりました~

 

下はVIXのチャートですが、今日のダウの株価と12/1の株価はほとんど一緒なのに、VIXは12/1は68、今日は46で終了(←慣れですね~)。

VIXは100MAで反転してますが、このまま35-55くらいのBOXで動くのか、上抜けるのか・・・ 

個人的にはBOXか緩やかにまた下落と予想してるんですが、1/20日にはオバマさんの就任式もあるし・・・意外と波乱があって一気に70とかもありそうなので警戒です。

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 さらに、ちょっと興味深いこと。225OPトレーダーさんたちにとっては有名な話なのですが、復習と新しい方のために・・・


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さて、上は例の3指標(ダウ:青、ナス:緑、エス:黄色)と225(赤)です。

で、緑で囲った部分って比較的3指標がタイトに連動してますよね。多少のでこぼこはありますけど、まあまあ均一に動いてます。

が!!

緑でかこまれていないところ・・・去年の10月です。ちょっと異常に225がオーバーシュートしています。


震源地はアメリカなのに・・・なぜ?と思った方も多いでしょう~

 

225OPトレーダーさん達はこの先物の大暴落かなりしっかりと予測してたんですね~

どういうことかといいますと、OPでPUTを売る場合、(すんごく単純に売買するとすると)大抵は『ここまでは下がらないだろう』というレベルを売るんですね。

で、それがINしちゃう(そのレベルまで落ちた時)のOP流のポピュラーなナンピンの仕方というのが、その外を売るというやり方なんです。

今なら225が5000までは落ちないだろうとおもって50Pを売る。が・・・・もし5000まで落ちたら4500を売りなおすみたいな感じです。


で、問題の10月の225OPなんですが、なんと一番下のPUTが9000までしかなかったんですよ! てことは225が1000をきリはじめて9000がINしちゃうと、外売りナンピンができない・・・

PUTを売る=原資産が低下するほど損が膨らむ→ でも、もはやOPではヘッジできない → 先物売りまくりで何とかしのぐ

という構図が予想されていたので225OPトレーダーさんたちの間では相当緊張感が漂っていたんですね~

さて、そんなこんなで10月のSQ日に-1000付けてCB発動というとんでもない暴落を記録したわけです。

で、11限は改善されて確か62.5Pくらいまで売買できたと思うんですが、10月の後半に225は7Kわりましたよね?

その時の心理状態を考えてみるとすごく恐かったと思うんです。

だって、つい10月のはじめにPUTがALL IN(=OP売り逃げられない)という恐怖を体験していて、11限は62.5まではあるものの、どんどん原資産は低下しているわけです。そして、ナンピンできるPUTはやっぱり62.5までだけ・・・

これは恐い!というわけで225は限りなく売られていったのでした・・・号泣


さて、これが米国の場合だと対応が超早いです。

個別にしろ指数OPにしろ、ある程度まで下落OR上昇していき、予想BOXを超えてくると一夜にして新しい取引ストライクが増えてきます。

なので、OPトレーダーが必要以上に原資産市場を乱すということもないわけです。

ただし、出来高激低の低下株の個別OPなどは、見棄てられているのか、まったくストライクが増えません。 で、PUT ALL IN現象がままみられます。 これを利用して・・・ゴニョゴニョ・・・・とかいう取引もしようと思えば出来ますね。 (ミミはしませんがw)

 

さて、どんどん話が展開していきますが、上記の話をふまえてAC杯を見てみましょう!

デンカと呼ばれているバックスプレッド主体の馬さんたちが非常に苦戦しています。この馬さんたちのおいしいところは、基本的に暴落がきたときに買っていたPUTが噴い(高値を付ける)てくれるというところ・・・・なはずなんですね。

去年の10月は一晩でPUTが10倍以上になるなんていう現象が見られました。

 

ところが!!! 現在この戦略が全然いきてないんです!

理由はいろいろ考えられるんですが、基本的に暴落慣れしているということ。

はじめて10Kきった時は恐かったですが、流石にこの数ヶ月間8K-9Kでうろうろされると、恐怖心も薄れますよね。

次に、SAEKIさんも指摘(1/16日エントリー)していますが、現在大外のPUTが3000円まで用意されているんですよね。

これは大きな違いです。いつでも外に逃げられるという安心感がありますからね。


ここからもしもう一段下げがきても流石に225が3000円になるとは思わないでしょ?

まあ、9割以上の人がそう思ってないから、百万が一にそうなったら、すごいプレミアがつくこと間違いなしですが・・・ 

でも・・・225が3000円ですよ・・・・ありえなぁ~い!


で、AC杯に話を戻しますと、下値不安の少なさからなかなか外が噴かない状態で、デンカ系が苦しんでいるわけです。

でも、今までも(去年の6月とか)ジリ貧はあったわけで、そんな中でも恒常的にデンカ系を乗りこなして利益を出しているACさんはやっぱりすごいナーと思います。

馬がじゃじゃや馬だから、騎手の技術が高くないとなかなか乗りこなせないんですね。

ミミは騎手としての技術不足は自分で重々承知しているので、いかに乗りこなしやすい馬を探すかに尽力しているわけです。 


(字数制限の為、下に別エントリー載せます) 

 






 



 






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最終更新日  2009年01月17日 15時42分46秒
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