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急遽しごとが休みになったので、映画館へ。
「春夏秋冬そして春」と「2046」を見て来た。 【2046】 2004年 中国映画 監督:ウォン・カーウァイ 出演:トニー・レオン、木村拓哉、コン・リー、チャン・ツィイー ストーリー 「1960年代に1人の作家(トニー・レオン)が周囲の人々をモチーフにして未来を舞台にした小説を書く。登場人物たちは「2046」という、失われた記憶が見つかる場所を目指して列車に乗り込むのだが…」 おしゃれな大人のラブストーリーだったけど、 世界観で見せる、といった感じだろうか。 ストーリー性はあまり重要視されてないように思った。 トニー・レオンやチャン・ツィイーは艶っぽくてよかったが、 宣伝していたほど木村拓哉は登場していない。 「失われた記憶」をテーマにしているのだが、 あまりそこから感じ取れるのもがなかったのが残念。 【春夏秋冬そして春】 2003年 ドイツ・韓国合作 監督:キム・ギドク 出演:オ・ヨンス、キム・ジョンホ、キム・ヨンミン ストーリー 「自然あふれる山間にある湖に浮かぶ寺を舞台に、1人の幼児が人生を象徴するような四季を通して生きていく様を描いていく。物語の始まりは、幼児のちょっとした悪戯からだった。小さな生き物たちに石を結び付け、体を不自由にする。それを陰で見ていた和尚は幼児が寝ている間に彼の体に石を結び付け、こう忠告する。「お前がきのうしたことと同じことをした。どういう心地か?きのうの生き物たちの石を取ってやれ。しかし一匹でも死んでいれば、お前は一生心に石を抱えて生きるのだ」と」 大自然の中に人間の欲や怒り、癒し、そして再生が 静かに描かれていく様が美しくせつない。 ストーリー展開も小技が効いていて飽きなかった。 気に入った場面なんかを誰かと語りたくなるような作品。 仏教とか宗教的な知識があればもっと楽しめたのかもしれないけど、 幻想的であり、考えさせもする、久々に「いい映画だな」と思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.03.05 19:57:26
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