補正予算案通過
野党4党は柳沢伯夫厚生労働相の「女性は産む機械」発言に反発して同日の予算委、本会議とも欠席したまま、通過しました。発言内容はたしかに問題あると思いますが、それを引きずって、本来されなければならない国会の審議をしないというのはおかしいと思います。おまけに衆院予算委員会で、自民党の金子一義委員長が委員長席で似顔絵を描いていた・・そんな、緊張感のない国会審議でいいんでしょうか。野党はこの発言問題を安倍内閣や自民党への攻撃の良い材料だと思ってるのでしょうし、与党自民党内で、辞任を求めている人たちも、今後の地方選や参院選への影響ばかりに目が行っています。選挙結果は、自民党議員としての自分の今後にも関係してくるからでしょう。そして、与野党ともに、この件で政治資金などの不明な支出の流れの問題が隠れてしまって、仲間内からも国民からもスルーされることを暗に願っているのではないか・・・そんなことも考えてしまいます。毎回、思うことですが、マスコミも「本当に大事なこと」を考えて番組やニュースに取り上げて欲しいです。他局や他紙が取り上げるから、うちも負けていられない・・なんて思ってるとはいいませんが、報道に偏りを感じます。チリ人妻アニータさんなんかに振り回されてる場合じゃないと思うのですが。