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カテゴリ:英語教育-1
昨日、日本人講師から、おもしろい話しを聞いた。
年中クラスのお母さんの一人が、子供を連れて遊びに行く公園に 3,4歳児を連れたお母さんたちの明らかに浮いている一団がいて、 英語で話しをしているという。 しかし、お母さんが子供に英語で話しかけても 子供達は、英語で返事をするわけでもなく 皆、凍り付いたような表情をして遊具で遊んでいる。 その表情に胸が痛くなったという。 そして、あまりの不気味な雰囲気に、 その中の一人のお母さんに話しかけられたが 何も答えずに、子供の手を引いて公園を出てきたという。 「どういうグループなの?」 「夢先生も知りたいですよね?」 「興味あります!見に行きたいくらい。」 「私もです。お母さんも不思議がっていたので、 今度遭遇したら尋ねるように頼んでおきました。」 その一団の正体は…?来週には、ご報告できると思います そして一昨日、3月18日のブログで紹介した プリスクールから幼稚園へ転園した子とお母さんが、私の教室を訪れた。 問い合わせをいただいた時に、私の教室より近い英語教室を 紹介させていただいたのだが、 一度、会って話しがしたいし、レベルチェックもお願いしたい という連絡を再度いただき、お会いすることになった。 U君は、反抗期の真っ最中。 お母さんが入りなさいと言っても「嫌。ぼく帰る」しか言わない。 家でも、英語で話しかけても、日本語で答え、 英語は嫌とCDなども止めてしまうそうだ。 彼にとって英語は強制されるというイメージなのだろう。 私が英語で話しかけても、日本語でしか返事をしない。 英語嫌いだもん。と教室を駆け回る。 しかし、外国人講師が、ボールを持って表れると、 さっと近寄り、外国人講師の英語の問いかけに答え始めた。 なんともわかりやすい 興味がないわけではないのだ。 その証拠に、時間になりロビーの入り口で別れた後、 ガラス窓に張り付いて、私が行っていた小学2年生のレッスンを しばらく見ていた。 「先生、幼稚園に行かせてよかったです。」 つまんな~いと言いながら、毎日楽しそうに出かけて行き、 帰ってからは、幼稚園で習った歌を口ずさんでいるという。 「確かに英語だけで考えれば、プリスクールを辞めたことはマイナスですが、 この子の人生全体で考えれば、本当に辞めてよかたと思います。」 メールでお勧めした「その子育ては科学的に間違っています/國米欣明著」も 読まれたそうで、 この年齢にもっとも必要なことは、 英語を身につけることではないと確信したそうだ。 お母さんは、編入を希望されているが、 隣県の自宅からの距離もある(道路が空いていて車で30分)ので、 実際通っていただくにしても、 3時からの幼児の時間帯に間に合うかどうかという問題もある。 とりあえず、通っていただけるかどうかわからないが、 幼稚園での生活が落ち着く6月以降に 再度レベルチェックをすることになった。 このブログにいただいた、 プリスクールに通わせていらした方のコメントがなければ 幼稚園への転園を決めかねている、と問い合わせのメールに書かれていても そのことには触れずに、クラスがないとお断りしたと思うと伝えた。 U君は、このブログのおかげで出会えた子だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月16日 06時31分57秒
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