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カテゴリ:英語教育-1
今朝から小6から高3までの生徒の夏期講習が始まった。
今まで取りこぼしていたところを定着するまで徹底的に行いながら、 応用力をつけてレベルアップをはかるので、 一人一人習得目標を出させ、個別で指導をしていく。 6年生と高校3年生が机を並べて勉強する一見奇妙な光景だが、 小学校、中学校、高校という学校の枠を越えて、 異学年と一緒に過ごすことは、将来の自分を具体的にイメージできる よい機会でもある。 一方幼児や小学生の生徒たちにとっては、 夏休みは今までに休んだレッスン分の振替ができ、 ゆるみがちになる生活や英語への意識をひきしめる為に 通常レッスンは大切で、教室も夏休み、というわけにはいかない。 今日も朝10時から夏期講習を始め、 通常レッスンの高3を含む高校生のクラスが終わったのが22時半。 教えている時は、夢中になっているので感じないが、 生徒を送り出して、どっと疲れが…。 トホホホ…歳はとりたくないものだ 高額な教材で買うより英語教室に通った方がいいのか? について20日の日記に書いたが、 何度読み返しても、実に中途半端な内容だ。 誤解が生じる可能性すらある。 中途半端にしか書けないなら、書くな!と猛反省し、 ここに、追記を書かせていただくことにした。 20日の日記では、まず習うことの大前提である、 第三者(講師)の存在を必要とするか、しないかという点について 私の考えをお伝えしたが、 高額な教材を買うより英語教室に通った方がいいのか? という質問に答えるのは、この質問自体があまりにも漠然としすぎていて、 答えることが、難しい。 それは、教材の使い方にもよるし、通う教室にもよる。 そして、ただ、決まり文句的なフレーズを覚え 状況に合わせてそれらを使う程度のことであれば 高額な教材(高額でなくても)を自宅で ガイドラインに沿って使い、最後まで子どもとやり通せれば 教室に通う必要はないだろう。 しかし、そこから上を目指し、効果的に習得させようと思えば、 これから先何を学習させることが必要なのかを理解し 学習者の習得の特徴に柔軟に対応し 習得レベルを上げるという 経験を伴った指導力が必要になるので、 優れた指導力を持つ先生がいる英語教室に通った方がいい。 ということになるからだ。 その状況を経験した時に、初めてこういう事だったのだな、 と、わかることはとても多い。 私も修業時代に聞いた巨匠の話に、「本当にそうなのかな?」と 頭では理解できても、納得できなかったことが、 経験を積むことで、その状況が見え、理解できたことは数多くある。 まだ幼い我が子を前に、この学習方法では、 ここまではいいけれど、その先は難しくなりますよ、と言われても 納得できないのは、当然かもしれない。 将来、そのような状況に直面した時に 諦める、止める、という選択肢ではなく、 成長に合わせて、新し英語環境を与えるという選択肢の一つである 教室で英語を習うということを検討していただければと思う。 そしてこれから子どもの英語を始めてみようかと考えている方には、 高額な教材を買うか、英語教室に通った方がいいか、という発想ではなく 3歳になったら、是非、家庭で教材を使って学ぶことと 教室で講師や仲間と学ぶこと、両方を取り入れる為には どうしたらいいか、ということを考えていただきたいと思う。 数年でどのように成長していくか、予測ができない年齢だからこそ 高価な教材を買うか、教室に通うか、などと選択肢を狭めるより 二つの異なる英語環境で、さまざまなことを経験させてあげることが 大切であり、有効なのではないかと私は考える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月23日 01時44分29秒
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