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カテゴリ:英語教育-1
昨日、久しぶりに著名な先生による英語関連のワークショップに参加した。
実は、この先生は、早期英語反対論者としても名高い。 言葉(英語)よりも考えることが先 その理由は、考えることができない(自分の意見が言えない)のに 言葉である英語を勉強する必要はない、 国語がちゃんとできて、考えることができれば、 英語なんぞ覚えれば、あっという間に話せるようになる、 自分も中学の時は、英語は落ちこぼれだったけれど、 自分の意見が英語で言いたい、と思って勉強したら、 話せるようになった。 テストの為に覚えた英語は忘れるけど、 使う為に覚えた英語は忘れないんだ、と。 英語なんかできたって、伝えるものがなければ、何にもならない、と 常日頃、私も生徒に言っているので、 一緒に参加した生徒は、にやにやして聞いていたが(^^;; 確かに、日本で通常の暮らしをしているのであれば、 幼児に英語など必要のないものだ。 必要のない英語という言葉の習得に時間をかけるより 考える力を育てる方が先だ、という 早期英語に代表されるような英語漬けに 反対という先生の考えには大いに共感する。 しかし、早くから始めた方が、絶対簡単に覚えられて得!ということを 身をもって知っている私は、 感性が育っていなければ、考えることもできないので、 感性を育てながら早期英語をやればいい、と考えるのである。 このように講師の習得経験は、指導方法に大きな影響を与えがちだ。 しかし、教えることで生徒達が見せる習得の経緯が 講師の考えを大きく変えることも、また事実なのだ。 今回このワークショップに参加することで、 新しい英語習得の道筋とアプローチ方法を考えついた私。 反対意見から学ぶことは、とても多く、有効だということを 別の角度から学んだ私である。 いくつになっても新しい学びに出会うことは楽しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月02日 08時41分28秒
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