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カテゴリ:英語教育-1
生徒達の研修で南房総に来ています。
朝、出発時の東京の空は、どんよりとした曇りで、 小雨がぱらついていたのに、南房総は青空です。。 昨日のレッスンで、大失敗をやらかしてしまった。 90分レッスンを受けている3年生たちは、 前半45分の外国人講師のレッスンが終わると、 私のレッスンを受ける為に教室を移動してくるのだが、 ちょうど昨日は、前の1年生のクラスが終わって、 3年生のクラスを教え始める15分の空き時間に、 教材会社から電話があり、少しムッとしながら、 内容や納期について話しをしていた。 ドアのガラス越しに見えたので、 慌てて電話を切り、教室に入ると、Tちゃんの姿がない。 「Tちゃんは、どうしたの?」と問いかける私に 「She is absent. She has a headache.」 と、生徒達が答えたのを聞いて、 自分が日本語で問いかけたことに気がついて青くなった 「What's wrong with her?」と慌てて言い直したが、 外国人講師のレッスンで英語モードになっている生徒たちを 不用意に日本語モードに引き戻してしまいそうになった事、大いに反省した。 しかし、この年齢のせいなのか、日本語、英語と意識せずに 都合のいいように使い分けているのは、面白い。 金曜日クラスの小学生にとっては、 9月の最初のレッスン日の昨日は、 夏休みの宿題、物語の暗誦の発表日で、 このクラスの3年生も「オオカミと七匹の子ヤギ」を一人づつ暗誦した。 これは、他の3年生クラスも同じものを使用していることもあり、 日本人講師が市販の教材を私のクラスの分も用意してくれ、そのまま配布したので、 私は、私が知っているオオカミと七匹の子ヤギだとばかり思って 生徒たちの暗誦を聞いていたのだが、その想像もしない結末にびっくり! 6匹の子ヤギを食べ、満腹になって寝ているオオカミのお腹を切って、 お母さんが自分の子どもたちを助け出し、(ここまでは、同じ) それからオオカミは、菜食主義になり、子ヤギを食べなくなりました???? 何???? いくらお母さんに石を入れられて、 水を飲もうとして井戸に落ちる結末が可哀想だからと、 ここまで変えてしまっては、間違いになってしまう、 と、考えるのは私だけだろうか? 悪いことをしたら、必ずその報いを受ける、 そんな話しだと私は子どもの頃、 この物語のオリジナルを読んで理解していたのだが。 創作されたこのバージョンを読んだ子どもたちは、 この物語から何を感じ、学ぶのだろうか? 数年前に読んだ読み聞かせの効果についての本をワークショップの為に 読みかえしている最中の私は、とても気になった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月06日 22時59分32秒
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