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カテゴリ:英語教育-1
教材紹介ブログの夢先生の玉手箱-study
更新しました。 今回は、phonixを学んだ後、読める!と自信をつけられる一冊を 紹介しています。 先月から、月に1,2度、知人の年長さんの息子 K君の送り迎えを電車でしている。 カブトムシ系の昆虫と、乗り物が好きな元気な男の子だ。 . 乗り換えの駅で、一生懸命に駅名と所要時間が書いてある 看板を眺めているのに気がついた。 その看板にふりがなはついていない。 「読めるの?」 「ううん。」 そう言いながらも、何か情報を掴もうと一生懸命に眺めている。 「ひらがなは読める?」 首を横に振る。 夏休みにカブトムシやらクワガタの顔がずらりと並んだ本を 長い時間読んでいたので、読めていると思い込んでいたが 違うと知って驚いた。 ああ、この彼の様子から伝わってくる気持ちこそ eager to begin reading だと思った。 そこで彼に、カブトムシやクワガタについての昆虫の本と ひらがなの練習帳を買って、 レッスンの時間が始まるまで、 両方を使ってひらがなの読みの練習を始めた。 心から何が書いてあるのか知りたい、 読みたい、と彼が思っているのを感じるし、 すごい勢いとスピードで吸収しているのもわかる。 私にとって教えることとは、 できる喜びを積み上げさせていくことに他ならない。 本を読む楽しさや意義を知る前に文字を導入してしまい 得意げに本を文字読みする子の姿を目にすることが多いなか、 K君の懸命な姿は、教えるということの喜びと本質を 私にあらためて感じさせてくれた。 文字が早く読めるようになること =読解力が育つとはならない。 そして行間を読むことこそ、本を読む大切な能力であり 楽しさではないのだろうか。 本を読む楽しさや意義を味あわせてから 文字を導入すべきではないだろうか? 早くできるようにと焦ることで 育たない能力がある。 満を持す…。 講師にとって大切な能力の一つは、patience 親子英語の家庭での取り組みも 同じではないかと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月04日 22時05分54秒
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