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カテゴリ:英語教育-1
昨日、勉強会が終わった後で、
参加していただいた方々と食事をしていた時に ある英語育児ブログの話しが出た。 私がこのブログを始めたのは、 二人の子供を持ち、アメリカの大学院を出て そのまま著名な食品会社に研究員として勤務していた友人に 子どもに英語を教える仕事をしているのだから こんな状況が子どもの英語をめぐって 繰り広げられている状況を知っておくべき、と いくつかの英語育児ブログを見るように言われたことがきっかけだ。 「痛々しい」と彼女が表現したその中の一つのブログが 昨日、話題になったブログだった。 早く大きくなれと栄養ドリンクを飲ませ続けているような その取り組みもさることながら、 私は、お母さんのわが子を思う一生懸命さがそうさせているとはいえ 今、子供が多大な時間を費やしていることが 彼の将来にどのくらい役に立つのかを考えると とても可哀想になってしまったのだが、 そのブログを成功例と考え、取り組みの指針として 何の疑いもなく取り入れている お母さんが多いという話しをきいて驚いた。 英語をコミュニケーションツールの一つとしてしか考えていない 私には、英語で表現する内容をすばらしい、と思う価値観はあっても ただネイティブ並に英語が話せることをすばらしいという価値観はないし 他人の子と同じようにすることは、 わが子が持っている可能性を妨げる結果にもなる 危険性も大きいと考えている。 私は、最近、mixiの夢玉教室の参加メンバー以外の 英語育児ブログを見ることはほとんどない。 絵本をただ字面だけを読んでいる子どもや 今日やったこととして書かれている 文そのものや冠詞が抜け落ちているなどの まちがいだらけの英語を インプット、アウトプットと称して 刷り込まれしまう子どもたちの先のことを考えると 胸が痛むからだ。 mixiの夢玉教室でもお伝えしたが、 英語は使う力があっていきる道具 使う力を養うことこも 幼児期にしかできないこと。 価値観を変えることは確かに勇気がいる だが、お母さんの価値観が変わることで見えてくる 我が子の新たな可能性の芽もある。 我が子の人生は、まだ始まったばかり 可能性は山のようにある。 そのたくさんの芽を見逃してしまわないように バイリンガルという幻想に惑わされることなく 本質を見抜く冷静な目をお母さんたちには 持って欲しいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月19日 14時24分19秒
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