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カテゴリ:英語教育-1
昨日からインドネシアに来ています。
先月ハワイで両替所の看板をみて 円高を感じたものの 高額商品を買うわけでもなく クレジットカードを使っているので 円高の実感はなかった。 ところがここインドネシアでは 村と共同で運営している児童館の運営費 生徒たちからの募金で行っている 孤児院での日本語レッスンの運営費 そしてこれらのプロジェクトのコーディネート 及びマネージメントをしてくれている 現地スタッフの給与、すべて現金なので レートの差は両替所で札束の厚みとなって 実感することになる。 インドネシアに通って8年になるが、よいときでも 1万円が85万ルピア、だいたい75万ルピアなのに 今朝、スタッフ行きつけの街中の両替屋で両替したら なんと127万ルピア スハルト政権が倒れた時でさえ125だったから それよりひどいとインドネシア人の 現地スタッフは言う。 日本の経済にとってこの円高は とても危険な事だとわかっているが 今回の円高のお陰で 村の子供達のためだけではなく 日本から私の生徒たちが来たときに 学校との調整に奔走したりと尽力してくれる 児童館のスタッフにボーナスを払うことができ、 また、日本の生徒たちの募金額が増えたことで 児童館で行っている英語教室に熱心に通う 生徒たちを今、インドネシアの小中学生の間で 反響を呼んでいる映画を島の中心の町まで 見に行かせることを村長さんと約束ができ 生徒たちは飛び上がって喜んだ。 (この村はおろか、県内にも映画館はない) 飛び切りの笑顔をもたらした円高 なんとも得をした気分だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月26日 20時32分32秒
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