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カテゴリ:英語教育-1
どうやら12/2の「英語学習に楽しさは必要ない」という言葉は、
指導者の言葉というより、市販されていない教材販売会社の 都合のいい解釈の上に成り立ったセールストークだった(笑) プラトンの言葉ほど重いわけがない。 『子どもたちが日本語を身につけていく段階で、 「ああ、日本語って楽しいんだ」と感じているでしょうか。 果たして日本語を身につけている最中の1歳児は 「日本語って楽しい。こんな楽しいものはぜひとも身につけたい」と思って、 学習しているでしょうか。そんなことはないでしょう。 彼らは日本語に好悪の感情など抱いていません。 しかし、言語教育に楽しさを求めると、子どもが喜ぶものばかり与えてしまいます。 しかも、楽しんでいるうちはよいのですが、 子どもは気まぐれ、すぐに飽きてしまいます。 やはり、英語も日本語同様、無意識のうちに獲得させるのが一番でしょう。』 もっともらしく言語習得について語られているこの一節だが 一番言いたいのは、赤字の部分に違いないと思われる。 この言葉の主が自身の名をつけた会社が販売する 市販されていない英語教材とマーケットを争っている 某有名キャラクターを使用している教材のことを指し、 暗に自分の教材をプッシュしているのだと推察する。 有名キャラクターのついている絵本を 見せられて語りかけられる言葉を 1歳児は、英語だと理解しているのだろうか? 答えはNOだ。 どんな教材を使おうと区別なく身につけていく そういう年齢なのである。 確かに特定のキャラクターばかり出てくる教材は 年齢とともに飽きられ、見向きもされなくなるという 問題を抱え込む親御さんは多い。 しかし『英語がもっとできるようになりたい』という気持ちになれば またその教材を使い出す。 自社の教材を売るために 学会で発表された仮説を都合のいいように解釈し セールストークとして利用するのは 高価な教材会社の常套手段のようだ。 くれぐれも惑わされないように 気をつけていただきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月03日 21時43分55秒
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