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カテゴリ:英語教育-1
以前もこのブログでお伝えしたように
低年齢で英検を取得する価値を感じておらず 英検は、外国語として英語を習得する際に必要になる 「努力の積み重ね」と自分力を高める為の「達成感」を学ばせる機会 という考え方なので、 十分合格できる力を持っていても 出題内容から生徒の年齢や関心を考慮し あえて受けさせないケースもある。 特に2級は、準2級の生活に関する出題から、 環境問題や国際社会など社会的な内容へと変わり 社会的視野が育ってから受検した方が 問題を解くにしても、ただ知識の詰め込みとはならず 興味を持って学習できると考え 資格として取得が優位に働く場合を除き 中学入学後に受検させている。 そこで、社会的関心を持てるまでのつなぎとして 取り入れようと考えているのが、TOEIC Bridgeだ。 TOEIC Bridgeは文字どおりTOEICへの架け橋 として作られた国際コミュニケーション英語能力テストで TOEICと比べて、易しく、日常的で身近で、時間が短い。 題材とされているのも 1.いろいろな活動(趣味、スポーツ、日常の活動、自由時間の活動) 2.外での食事(昼食、夕食、レストラン、予約) 3.娯楽(映画、劇、音楽、美術館、スポーツ、ゲーム) 4.家族と友人(家族、友人との活動、招待、ペット) 5.一般的業務(販売、会議、研修、請求書、面会広告など) 6.一般的事項(感情、好悪、世間話、一般的儀礼) 7.健康 8.住居 9.オフィス(手紙、ファックス、雑談) 10.報道(気象情報、報道番組、新聞) 11.学校(授業、宿題、学科、図書) 12.買い物 13.旅行 と、されている。(テキストより抜粋) パラパラと問題集をめくりながら、 問題から出題傾向を見ていたら 各章の終わりに学習についてのHintが記載されて その中に、語彙力をつけるコツというものがあった。 語法とコロケーションについて説明した上で 単語の意味を覚えるだけでなく、 それぞれの単語が持つ、 特性や用例に配慮しながら 語彙力を伸ばすことが大切です。 と、結んでいる。 (この部分に関しての追記は、次回プルミエで書きます) 自然な文脈から英語を習得するという方法で 英語を修得してきた私の生徒たちが 年齢相応に自然に身につけている範囲の 語法やコロケーションを活かしながら 問題を解くことで楽しく語彙を増やしていけるのは、 英検2級ではなく、TOEIC Bridgeだろう。 TOEIC Bridgeの満点は180点 TOEICに換算すると600点台となる 500点をクリアすると英検2級の合格率は 70%を越えると言われているので Bridgeで150点以上となる。 英検の合否と違ってスコアという評価方法も 合格すれば終わり、という印象にならず 継続学習には有効だと考える。 ただ受験料が、4200円と英検より高く 受験会場が限られているところが難。 TOEIC Bridgeについては、こちらから お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月12日 14時00分49秒
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