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カテゴリ:英語教育-1
習い事をする場合、指導者として誰を選択するのか
特に、自分がその分野の知識がない場合は とても難しいものになる。 私とて指導の知識と長い経験がある 英語(語学)とテニスについては、 どのような教室や指導者がいいということは 学習者の習得状況や修得目標から判断できるが 何の知識も経験もなく始めた ゴルフとなるとさっぱりわからずに とにかく通いやすいところと考え テニスを習っているコートを同じ経営者が運営している ゴルフの練習場(打ちっ放し)のレッスンに 何も考えずに入った。 しかし3ヶ月後 コーチの指導に些細な疑問がわいた。 「頭を動かさない、頭を壁につけてスウィングする」 体重移動をしながら頭の位置を動かさないと ひどく窮屈な運動になり、不自然な形になる。 頭の位置が動くのは当然ではないかと考えた私は ゴルフ雑誌に掲載されているプロのフォームの分解写真、 ウェブに上がっているプロの画像をスローで再生して 本当に頭が動いていないか、 定規をあてて(笑)確かめた。 私はゴルフに対して何の知識もなければ ましてや指導法も知らない このままこのコーチの指導を受けることが プラスなのかマイナスなのか判断がつかなかった。 そこで私は、自分の代わりに判断できる人物として 一緒にコースを回ったことがある ハンディキャップがシングルで 学生時代プロを目指してプレイしていた夫の友人に 私がそのコーチのレッスンを受けているところを 見てもらい判断を仰ぐことにした。 幸いなことにレッスンは練習場の打席の一角で行っていたので 客は誰でも立ち止まってレッスンを見ることができた。 彼の答えは「辞めた方がいい」 彼は、私とはまったく違う次元で そのコーチの指導を見て、将来伸び悩む。 という判断だった。 私はそのコーチのレッスンを辞め 彼のアドバイスを受け、コースに慣れる事を優先し レッスン代をゴルフのプレイ代に回した。 そして100の壁が目前となった時、今度は 「コースに出る回数を減らして スウィングを自分でチェックできる コンピューターを使った レッスンを受けた方がいい」というアドバイスがあり 今月から新しいスクールに通い始めた。 100の壁のつぎは90の壁というものがあり その壁を破るには今の打ち方ではダメということだった。 そう言われても、90の壁がどういうものなのか さっぱりわからない私には想像すらできないのだが 実際に、越え、そして越えられない人を 多く見ている彼だからこそできるアドバイスだと思い 受け入れた。 修得を見極め、頂上エリアを体験し知っている人の 冷静な判断に従うことが、ベストだと考えているからだ。 教室を探す前に是非、行っていただきたいのは まず何を大切に育てていくか その中で英語はどのような位置づけなのかを考え その上で指導法について勉強する。 そうすることで求める指導者、教室像が見えてくる。 日本語力は自然に育つと 熱浮かれたように英語育児に走り 0歳から英語漬けにされ 4歳までに育つ母語の基礎が貧弱で 中学受験で窮地に立たされる子どもたち 過度な憧れと期待で 行き当たりばったりに ブログという極めて限られた状態で流される情報を信じ 突き進むことほど危ういものはない 将来を見つめられる 冷静な目を持つことこそ 教室選びにも大切だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月24日 17時08分46秒
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