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カテゴリ:英語教育-1
英語教室を選ぶ時に1クラスの生徒数を気にされ
入会の問い合わせの時に尋ねられる方は多い。 レッスンのコストパフォーマンスだけではない クラス定員から、その教室や講師の 指導法や目指しているものが見えてくる。 実教室のグループレッスンのクラス定員は6名 最大でも7名と決めている。 それは私の教室は、コミュニケーション力をつけながら 道具である英語の修得を目指し、 一つの話題で自然にお互いに意見を出して 纏まることのできる最大数が6名であると考えるからだ。 井戸端会議を想像していただくと 理解していただきやすいかもしれない。 8名以上が集まって話しをすると いつの間にいくつかのグループに分かれて 話をしていないだろうか? レッスンも同じである。 特に10名を越えると 個人個人を見るといっても 講師対生徒全員、という学校の授業のように 講師がレッスンをリードしていく形式になる。 そして生徒全体のアテンションを惹くことが レッスンを円滑に進める為には大事になってくる。 その点6名であれば、講師の能力にかかわらず 生徒一人一人との意思疎通が可能なので 誇張などせずに、自然なやりとりでの指導が可能だ。 大手での修行時代 10名以上の生徒がいたクラスはあたり前だったし 多いクラスは15名だったので 当時はとにかく「生徒たち全員を楽しく飽きさせないレッスン」 を常に考えていなければならず、 今のように生徒との個々のコミュニケーションを楽しみながら レッスンを進めていくという視点に立って 考えることができなかった。 クラス定員は少ない方がいい、 お得とお考えになる人は多いだろう。 しかし、少人数すぎてもできるアクティビティが限られ 同じアクティビティでも生徒たちの発想によって 展開し広がっていく4~6名の生徒で構成される クラスのレッスンと比べると 今ひとつ彩りに欠けると感じてしまう。 英語でも日本語でも堂々と自分の意見を言えるようになって欲しい と考えるのであれば、クラス定員が少なすぎても 有効なレッスンとは言えない。 他人がいるから学べることは多い。 そんな視点で英語教室を見ると 理想のクラス定員も見えてくるのではないかと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月10日 23時32分02秒
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