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カテゴリ:英語教育-1
実教室には、現在、年少のクラスが2クラスある。
ひとつは、半年間の月一の未就園児親子クラスを経て 昨年の1月に年少クラスに持ち上がったクラスと 昨年の6月に開講したクラスだ。 私が担当しているのは後者の方で、 何度かこのブログでもクラスの様子を書いたが 英語習得以前の問題 反抗期、赤ちゃん返り、男の子が嫌などが 次々とそれぞれに起こり、なかなかクラスが落ち着かず 生徒のその日の状況によって予定していた内容を 変更せざるを得ない状態が11月の終わりまで続いたので 先に開講したもう一つの年少クラスの修得度とは かなり離されていると覚悟していた。 ただ、昨年の終わりごろから 自然に私の回りに円になって座り 指示を聞くことができるなど、 成長とともに精神的な落ち着きが 見られるようになると同時に 全員の気持ちが纏まり 集中力を必要とするアクティビティが 可能になってきていたので 少しづつ差を詰めていけばいい、 じっくり育てていこうと考え 来年度のシラバスを作成していた。 ところが昨日、もう一つの年少クラスに体験受講があり、 カナダ人講師ともう一つの年少クラスを担当している日本人講師に 二つのクラスの違いを外国人講師がどのように言っているかを 聞いて耳を疑った。 二つのクラスの修得レベルは同じで レッスン内容も今は同じことをやっている。 それどころかアクティビティによっては 私が担当しているクラスではできても もう一つのクラスではできないものがあると言う。 そして、新しい歌や問いかけに対して 言葉を出して早く反応するのは、 私が担当しているクラスだと言うのだ。 カナダ人講師は、集中してレッスンができないことに 焦燥感を露わにすることも、しばしばだったのに(笑) 何故、このように急激に伸びたのか? 考えられる要因は一つだけだ。 私が担当しているクラスの生徒は 全員同じように実教室に通う兄や姉がいる。 そしてその兄姉は皆、上位カリキュラムのクラスに 在籍している。 つまり家庭で熱心に暗唱課題に取り組んでいるので 弟や妹である生徒達は自然にそれらを耳にし インプットされている状態にある。 アウトプットに結びつくのが早いのも理解できるし 兄姉を目標に「上手になりたい!」という強い気持ちもある。 精神面の成長とともに 秘めている力を発揮できるようになってきたのだろう。 しかし、9が月間挫折しそうになりながらも 諦めることなく通い続けてくれたお母さん方の 強い意志、サポートがなければ、このような状況にはならなかった。 生徒達は幸せ者である。 涙あり、笑いありと賑やかなこのクラスが これからの1年、1年、 どのように成長していくのか、とても楽しみである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月19日 17時49分24秒
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