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夢先生の玉手箱-annex

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2009年04月13日
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カテゴリ:英語教育-1
昨日の続き…

外国語(実質的には英語)活動の授業で
積極的に日本語を使うことを奨める????

全文はこうだ。
「英語は、発音も構造も日本語とはまったく違うのだから、
 学習に日本語を介在させてはいけない。」
「英語で考えることが大切だ」などと主張する先生もおられますが、
私は逆にむしろ積極的に日本語を使うことを
小学校の先生がたに奨めているんです。
英語も、日本語と同じように考えて下さいというのが、
私の意見です。
このあたりの根拠になっているのが先程紹介した根底能力の考え方です。
母語である日本語の力も第二言語としての英語の力も
同じ根底能力によって支えられている。
つまり、実際の表現形式には違いがあるが、
その形式を生み出す土台部分(発送の根幹)は同じだという考え方です。

私は「気づき」の段階に入った高学年の生徒達には
必要に応じて日本語を使うが、
それ以前、特に低学年の生徒たちには日本語はほとんど使わない。
英語は英語で、である。
英語から日本語をイメージすることを防ぐ為だ。
しかし、母語である日本語であっても外国語である英語であろうが、
土台部分は同じという考え方を私も持っている。
母語である日本語のコミュニケーション能力が低ければ
英語も低いのは当たり前である。
また、そのように考えているからこそ実教室では、
土台部分であるコミュニケーション力(発想力、思考力、論理力)を
養う取り組みとして便宜上「国語」と表したフィンランドメソッドを軸とした
日本語での授業を上位カリキュラムのクラスを対象に行っている。
(私はコミュニケーション力に必要な発想力に
 感性は必要だと考えているので
 感性に関する考え方は大津氏の意見とは異なる。)

私は親子英語においても、英語で話しかける云々より
先を見たら「言語力」を高めるような語りかけを
実践するべきだと考えている。
高い言語力があれば、英語も高いレベルで使えることは、
今まで指導してきた生徒達が修得の過程で示してくれている。

早期英語についてもこのように触れられている。
「小学校とか学齢期前とかの英語教育の必要性を主張する根拠として
 子どもは耳がよいから立派な発音が身につくというものがあります。
 しかし、発音は一人歩きすることはできません。
 それを活かす文法や思考力があってはじめて意味を持つのです。
 良い発音で子どもの英語をしゃべってもしょうがないでしょう。」

この本で一番共感したのは、斎藤氏のこの発言である。
「子どもをバイリンガルにするためのメソッドとか、
 何とか仮説に基づく何とかストラテジーの類のものが山ほどありますが
 成功例を聞きません。
 いろいろな学生や帰国子女の現状を見る限りでは、
 結局のところ、より努力した人間、より根性のある学習者が
 より高度な英語な英語力を身につけるという
 「根性仮説」に辿りつきます(笑)」

その通り!!
私も英語に限らず言語はトレーニングで身につけ、
高めるものだと考えている。
早期に始めなければならないというわけではない。
ただ、言語修得能力に優れた年齢から始めると
それほど根性がなくても英語を身につけられるというだけで
より努力した者が高度な英語力をつけることには変わりはない。

Focus on Formについて「あの、奇妙なね。」という発言があったり
コミュニカティブ・アプローチやイマージョン教育についても
批判的に語られていて、にやりとする部分がたくさんある。
480円(本体)とは思えないほどの中身の濃さである。

このお三方が提唱しているような幻想ではなく、
しっかりと地に足のついた現実を直視した形で
小学校英語が行われるのであれば、
私も小学校での英語活動には大賛成である。






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最終更新日  2009年04月13日 13時19分50秒



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