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カテゴリ:英語教育-1
8月の国内研修の日程やキャンプ地もきまり、
ぼちぼちキャンプでのアクティビティの「仕込み」を考え始める。 カレンダーはまだ5月なのに頭の中はもう8月 小学校3年生で、「ぞうさん」や「ちょうちょ」のような 幼稚園で歌っていた童謡を嬉嬉として歌う子がいないように 幼児から英語を習い始めると2年生の後半にもなれば 幼児の時に振り付きで歌っていたマザーグースの歌を 「赤ちゃんぽい」と感じるのも当然なのかもしれない。 実教室でも、幼児から英語を習い始めた生徒達のクラスでは マザーグースやTPR、チャンツを用いたアクティビティは 長くても小学校2年生の前半までしか使わない。 そんな英語の歌(童謡)なんてもういい、という顔をしている 3年生以上、キャンプや研修など日常生活を離れた場では 中学生でも、喜んでやるのが遊び歌だ。 対戦形式になっているところと 繰り返しが多いほどやりがいがあるらしい。 3年ほど前の海外研修で孤児院の子どもたちが インドネシアの遊び歌を教えてくれた。 上だの、下だの、まくらだの意味のない歌詞で 最後はじゃんけん、 ふる~~い人間の私は、インドネシア版おちゃらか? と、思った程似ていた。(笑) しばらく孤児院の子たちと遊んでいた生徒が 私のところに駆け寄ってきて 「先生、このインドネシア語の歌詞はどういう意味ですか?」 と尋ねるので、日本語で説明すると 「じゃ、日本語バージョンと英語バージョンを作ってやろう」 と言い出した。 そして30分後には、インドネシア語、日本語、英語で 一つの手遊び歌をインドネシア人の子供達と楽しんでいたのである。 タイに生徒を連れていった時もそうだったが 幼い時から母語以外の言葉に触れてきた子どもたちは 言語に対して興味が高く、 未知の言語を使ってのコミュニケーションを 楽しむすべを知っていると感じる。 「日本語の遊び歌を教えて欲しい」という 孤児院の子に生徒達が教えたのが「線路は続くよどこまでも」だった ご存知の通りこの曲は19世紀のアメリカ民謡 I've been working on the railroad だ。 中学、高校時代に洋楽をコピーすることで 発音トレーニングを積んだ!と言えるほど たくさんの英語の歌を歌い楽しんできた私は 生徒達と歌を歌うことが大好きだ。 ちょうど新しい英語の歌のCDを購入しようと検討していた一枚に この曲が入っていた。 今年の夏は、国内研修でこの遊び歌をやらせて 参加者を中心にすべての小学生クラスで流行らせようと 企んでいる 生徒より私が楽しみたいのかもしれない(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月15日 17時52分45秒
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