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夢先生の玉手箱-annex

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2009年06月19日
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一昨日は、実教室で父母会、
昨日は、プルミエの更新日と
バタバタとしていて、こちらの更新ができませんでした。

実教室で家庭と教室との二人三脚でを指導方針として掲げているように
幼児から高校生と長く通っていただくケースが多いので
一人の子どもを親御さんとは違った角度で見続け接していくことができ
親だからできること、親ではないからできることがあり、
それぞれに何をすべきかが、生徒たちの成長とともに見えてきた。

そして、小学生の時からは想像できないほど、
中学、高校で伸びた生徒の親御さん方から聞かせていただいた
今考えれば、幼児の時に、小学生の時に
○○していたのが、よかったのかもしれません。
という言葉の数々、そして生徒達の成長の過程から見出したことを
実教室の親御さんから相談を受けた時にお伝えしてきた。
今回その一部をプルミエで書いている。

父母会でも触れたが、
乳幼児期の子供にとって親御さんが優先すべきことは
一緒に過ごす時間が多い親でなければできない
自己を律する力の芽(我慢)、
自分で考え、自分で行動できる力の芽(自信)を
育てることではないかと考え、
英語力をと考えるのであれば、
尚のこと、根幹となる言語力の芽を
日本語の語りかけや読み聞かせで育てることを
最優先するべきだと考えている。

親ではないからできることは
成長に応じた環境を作って与え、吸収させることだ。
自己を律する力、自分で考え、自分で歩く力の芽があれば、
子どもは、「良くなろうとする力」を使って
芽からいろいろな事を吸収し、自分の力として伸びていく。

昨夜、高校生(中2,中3を含む)のクラスを指導しながら
それぞれに親には言わない悩みや葛藤を抱えているのだろうが
自分で折り合いをつけ、前向きに目標に進んでいる
そんな笑い合って英作の答えをホワイトボードに書く彼らの姿に
お母さんを心配させながら教室に通っていた
幼児期や小学校低学年の時の彼らの笑顔を思い出した。

今の私の二人三脚の相手は、完全に彼らのお母さんではなく
自分で考え、歩き始めた彼らである。
そして、親ではない私だからこそ、彼らは私を
パートナーとして受け容れているのだろう。






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最終更新日  2009年06月19日 19時25分21秒
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