|
カテゴリ:子どもとの係わり方
この時期2週間以上窓を開けないと部屋のどこかにカビが…
…というわけで、今週末も南房総の家に来ています。 予定のない週末は本を読むことにしているので 来年度の大学入試対策の問題集が発売されたこともあり 中身チェックを兼ねて比較的大きな書店へと出かけた。 そこで目に入ったのが、 やってあげる育児から見守る育児へ 今、問われる親子の距離感 藤森平司 著 私が指導する上で一番大切に、そして意識しているのが 生徒との距離感、自分の立ち位置である。 レッスンでは、すべての生徒が「みんなの先生」と 思える距離を保つことを意識し 一対一で話しをする時は、心を開ける距離を心がけている。 ちょうど先月から会員制ブログであるプルミエで 自立をテーマにその距離感と子どもへの係わり方を 躾け、習慣づけ、学習という流れで書いていることもあり 親子の距離感 という言葉に反応して (不思議なことに大学入試関連の学習参考書 それも英語の隣に並んでいた) この本を手にとった。(出会う運命?笑) 著書の藤森氏は、大学で建築を学び、 その後小学校教諭の資格を取って 小学校の低学年の担任に。 現在、八王子市にある「せいがの森保育園」園長である。 何年間も同じ年齢の子供達に多く 係わってきた経験から生み出されるものとは こうも似てくるのかと、 思わず立ち読みをしている事を忘れて 読みながら頷いてしまった。 距離感を言葉にするのはとても難しいと 私もプルミエで書きながら思ったのだが、 さすがである。 ズバリ私がそうなの!と叫びそうになった言葉で 表現されていた。 「楽しいな」「かわいいな」と思えたらそれが、 ちょうどよい距離感です。 脳学おばあちゃんの決めぜりふ(?)の 前頭前野はこの本の中でも登場している。 2004年出版なので、書かれている情報が 少々古く、?と思う部分もあるし このボリュームで1500円は高いと思わないでもないが 保育園での子どもや親の様子を例にあげ 具体的なアドバイスも書かれているので 参考になる部分は、かなり多いと思う。 未就園から幼稚園のお子さんをお持ちの方には お父さんを含めて、是非、読んでいただきたいと思う本だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月27日 16時21分22秒
[子どもとの係わり方] カテゴリの最新記事
|