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夢先生の玉手箱-annex

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カテゴリ:教育
実教室では、生徒の夏休み期間中も通常レッスンがあり
その上、小6(一部小5)から高3までの生徒を対象とした
夏期講習があるので、教室は朝10時から夜10時までフル稼働となる。

夏休みは、生徒にとってもその後の習得を左右する「夏の陣」だが
私たち講師にとっても己の体力と戦う夏の陣だ。(笑)

実教室の夏期講習は、同じ学年が集まって
一つの授業を受けるのではなく
それまでの習得の凹を埋めたり、得意部分を伸ばしたりと
ひとりひとり違う到達目標を掲げ
テキストだけを進めていくのではなく
個々の習得の状況を見て100冊近くある問題集から問題を選び
テキストに加えるという完全個別対応になっている。

そして、このような講習は
さまざまなカリキュラムで学ぶ
6年生(一部5年生)から高校3年生までの生徒が
机を並べて学習することで
指導者側にとっては、習得度を比較、確認できるという
大切な機会であり、
生徒たちにとっても自分が目指している高校に通う
上級学年の生徒達の指導を垣間見たり、
数年後の自分の姿や学習内容がわかることで
現在の自分の学習の大切さを意識し、
今後の学習の具体的なイメージを
持つことができる機会でもある。

年少から実教室で英語を始めた生徒を含む
現在4クラスに分かれて学習している
小学校低学年から実教室で英語を習い始めた生徒達が
6年生になり、今回、夏期講習を受けているのだが、
その習得の差はもちろんだが、
学習姿勢の差に驚かされた。

3年生まで同じクラスで笑い合って
同じような習得を見せていた生徒たちであっても
その後の歩き方で学習に対しての姿勢が大きく異なり
その習得の差はポテンシャルで考えれば数年分に匹敵する。
今後その姿勢の違いが英語だけではなく他教科の習得にも
影響を与えることは、中学、高校生の生徒達を見ていても
明らかである。

英語力の向上を追い求めていた指導から
年齢の情緒レベルに応じた指導へとシフトしたことで
子どもがその年齢に応じて体験しておかなければならないこと
成長過程を活かし、損なわない指導、というものを考えるようになった。

夏休みは、通常できない経験ができる
貴重な機会でもある。

その年齢だからこそ吸収できる体験、
将来に活きてくる経験を積極的にさせて、
太い幹を作る。

8月中旬に実教室で行う異学年混合の合同キャンプも
年齢に応じて吸収できるものにしていきたい。






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最終更新日  2009年07月24日 12時09分15秒
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