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カテゴリ:英語教育-1
昨日の続き…
乳幼児から我が子に英語環境を与えようと考える親御さんは 我が子をバイリンガルにしようと考える親御さんと もう1つは英語が使える日本人にしようと考える親御さんの 二つに分かれていると感じる。 バイリンガルと英語が使える日本人 どちらも同じでは? と思われる方も多いだろう。 確かに、二つの言語をどの程度扱えると バイリンガルなのか定義そのものが曖昧なので 同じと言えば同じなのだが、 これが、言語習得となると 両者のマインド、習得に対する行動は大きく異なる。 我が子を英語圏からの帰国子女と同じような バイリンガルにしようと考える親御さんは、 英語圏に住んでいるのと同じような 英語環境を子どもに与えなければと考え 赤ちゃんの時から我が子に語りかける言葉は英語中心、 室内には常に英語の音楽CDやDVD ネイティブの英語レッスンを受ける。 幼稚園は、プリスクール、小学校からはインターナショナルスクールに 子どもを通わせるのが理想だが それが叶わない時は、園、学校以外は英語 webレッスンなども使ってほぼ毎日のように 外国人(ネイティブでない場合も多い)のレッスンを受け 英語を話す機会を我が子に与える。 日本語の習得レベルより英語の習得レベルに関心が高く 努力を惜しまない。 今年の夏に公立小学校で3年生を受け持っている私の知人が 義務教育である小学校を休ませて 英語圏のサマーキャンプや国内のインターが行っている サマースクールに通わせる親に呆れたと言ったが、 その親御さんにとっては「特別」な事という意識はないだろう。 実はこのタイプの親御さんは少数なのだが どうしてもその行動が目立つので =早期英語というイメージになっているきらいがある。 一方で英語が使える日本人を目指して英語を習得させようという 親御さんの場合は、優れた母語(日本語)の能力を 身につけることを第一と考え それプラス英語。 つまり外国語として英語を習得させる。 母語である日本語でしっかりとした言語力を養い 幼いうちに英語習得の土壌を作っておくという考え方である。 基本的には週1回英語教室に通わせ、 英語環境を与える 自宅で10分から30分程度、英語のリスニング課題か なければ市販のリスニング教材かDVDを見せる。 実教室は、帰国子女もだが、 我が子を帰国子女のようなバイリンガルにという 習得過程を辿ったお子さんを受け入れていない。 何故なら、英語圏に暮らしている英語を母国語としない人に対する 第二言語としての英語の教授法(TESL)と 非英語圏で外国語として英語を指導する教授法(TEFL)とは異なり 英語圏に住んでいるのと同じ英語環境に置かれている 子どもに英語を教えるのであれば 第二言語として英語を学ばせるべきであり TESLで指導されるべきだと考えるからだ。 このように乳幼児から英語を習わせていると言っても 親御さんの考え方、行動は1つではないので 指導法のように明確に二つを分けて考えるべきだと思う。 (はっきりとした認識を持たずに 両者の間を彷徨っておられる親御さんも 多いのではないかと感じている) そして以前は、中学での英語に困らないように 小学校高学年から英語を通わせていたのが 小学校での英語活動が始まったことで 前の二つのタイプの親御さんにもう1つ 小学校での英語の授業で困らないように 幼児から英語学習を始めるという親御さんたちが加わった。 続きは次回に お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月01日 00時42分52秒
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