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夢先生の玉手箱-annex

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今週も4年生1名、2年生2名が
お母さんに連れられて実教室にやってきた。

入会していただけるかどうかはまだわからないが
生徒募集の告知もしていない状況で
お問い合せをいただき、足を運んでいただけるだけでも
実にありがたいことである。

さて、今日もこちらの本から


完璧志向が子どもをつぶす


幼児の習い事は親の意志で始めるので
早期英語の教室をやっていれば、
幼児の我が子に英語を習わせる
という判断は同じでも
実にさまざまな親御さんの価値観と出会う。

原田氏は子育ては親の価値観を具体化したものであると
このように書いている

親がどんな子育てをするかは、その人の価値観に大きく左右される。
言ってみれば、子育ては親の価値観を具体化したものである。
価値観とは、その人の思考の素になっている信念や考え方のことである。
価値観はその人の人生経験やその人にとって大切な人の影響を
強く受けてできあがったものであり、その根幹の部分は
そう簡単に変わるものではない。

早期教育をさせるかどうか、中学受験をさせるかどうか、
はげしいスポーツクラブに子どもを入れるかどうか、
などにも親の価値観が明確にあらわれる。
「受験戦争」と言われるような高校入試や大学入試をさせるよりは
小さいうちに、と考えるどうかも親の価値観により変わる。
早期教育もかなり広がってきたし、中学受験も広がってきている。
親の価値観がいろいろな情報や社会の動きに大きく影響されることを
物語っている。


確かに、○○大学に合格するのは大変だからと
○○大学付属の中学を受験させる、という判断に
中学、高校、大学受験生、すべてと接している私は
首をかしげてしまう

しかし、発達的に考えて、中学受験は早すぎるし
早期教育や「お受験」の世界は、極端な子育てと言わざるを得ない。
人間にはキャパシティーがあり、
それは年齢が小さいほど少ないのである。
早期教育や「お受験」に頑張る子どもは、
本来その年齢ですべき体験をしないままに過ごす結果となる。
特に、小学生はやる気満々の子が多い。
そういう年齢なのである。
ほとんどの親は、子ども本人がしたいと言ったのでさせている、
という。
しかし、「小学生の“したい”ということは、
親がさせたいことと同じである」と考えてほとんど間違いない。

この時期の子どもは親の期待に応えたいという願望が強い年齢である。
高校生がしたいということは、
ほんとうに本人がしたいことであるが、
小学生のしたいということは、
まだ自分の主体が確率していないので、
親のしたいと思っていることと一体化してしまうのである。
そのあたりの、子どもの年齢による違いを知る必要がある。
何でも早ければいい、というものではない。
人生は長い。
二十歳、三十歳になり、年齢を重ねるにつれ、
よりいきいきと生きられる人格に育てたいものである。

ところで、このような考え方は、私の価値観である。
精神科医としてたくさんの子どもたちを見てきたため
ということもあるし
自分自身の体験にも強く影響されていると思う。


どうやら私は、原田氏が言う
“ほとんど”に当てはまらなかったようである(笑)

テニスと英語は今でも続き、
技術の習得だけではなく、考え方はもちろん
人生にまで影響を与えたのに対し
ピアノなどその他の習い事は、
技術的な、それも今は面影がある程度の
習得しか残せていない(笑)

続いたものと続かなかったもの、
私の場合は、「できばえ」を自分以外の人に
要求されたか、されなかったかで決まったと言える。

これは多分に私の性格によるところが大きいが
「もっときちんとできるように練習しなさい」と
「自分でもっとできるようになりたいから練習する」では
大きな違いがあると考えているので、
実教室では暗唱課題に対して
親御さんにできばえについて一切口にしないように
お願いしているのもこの為である。
教室でも同じクラスの子の、先輩たちの「できばえ」を目にして
もっとがんばりたい、と思ったらがんばれば、いい。
というスタンスである。

このような考え方も、私の価値観からきている。
原田氏が精神科医としてたくさんの子どもたちをみてきたように
私も24年間早期英語講師として
たくさんの子どもたちと関わってきたことが
私自身の経験となり考え方に影響を与えている。

実教室を通して生徒達がさせてくれる経験とともに
親御さんのさまざまな価値観に出会い
自分の価値観が広がっていくことを
幸運だと思わずにいられない。
そして、もし、このブログを通して私の価値観が
このブログを読んでいただいている方の
価値観を広げるお手伝いができているならとても嬉しい。






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最終更新日  2009年10月16日 11時30分36秒
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