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カテゴリ:英語教育-1
間が空いてしまいましたが、前々回の続き…
Y君のお母さんが言うには Y君は「今回は合格する!」という強い意志を 持って望んでいたと言う。 そう言えば、英検の前に行った研修でも Y君と同じように小1から実教室で英語学習を始め 週1回、同じテキストを使って学んでいながら すでに中学1年生で2級を取得したHちゃんや 中学2年生で取得したSちゃんのことを 「凄いよね」と言いながら、 同じクラスになってから2年以上経つのに埋まらない 自分との「英語力の差」を気にしていた。 私は、そんな彼の様子にようやく彼も一生懸命に 英語に向かい合って努力し始めたからこそ わき出した気持ちだろう。 「SとHと今のあなたの英語力の差は 小学校時代に、あなたがただ叱られないように ただ宿題の暗唱課題を言えればいいとやっていたのに対して SとHは、聞き取った英語を自分で書いてみて 意味を辞書で調べてみたりと、私が言わないレベルまで 自分で努力していたことでできたもの。 石川 遼選手も子どものころに今日の優勝は 昨日の練習の成果ではなく 2年前の練習がもたらしたもの、だと コーチでもあったお父さんに言われたと言っていたし 先生のジュニア時代のテニスのコーチも 自分の限界は自分が作る、ってよく言ってた。 先生も今、みんなを教えていて本当にそう思う。 裏を返せば、今日、みんながこうやって勉強している 努力していることは、必ず将来自分を支える力になる ということでしょ。」 「そうか」と他の参加者とともに頷いていたY君は 研修から帰ると、「勉強することが楽しくなった」と言ったそうだ。 今回の英検でY君が合格とともに手に入れたものは 自分で努力して培った力で英検という試験に挑戦するからこそ 得られたものである。 同じ経験であってもする時期によって 得られるものが異なるのは英検も同じだと感じる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月30日 20時35分48秒
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