|
カテゴリ:英語教育-1
昨日の朝、インドネシアから帰ってきました。
生徒を含めて日本では、週に1度か月に数回合う人に対して 話しをするのがほとんどなのに対して 出張中は、会議、打ち合わせ、商談、面接など 短期間に初対面や初対面に近い人たちに対して 話し続けることになり、 テンションを高く保ちつづける為に 大量のエネルギーを放出する(笑)せいか 帰国便に乗るために空港へと向かう時は のびきったゴムのような精神状態で 今回、出発ロビーに入る為に行う X線検査場で脱いだコートとパーカーを取り忘れたことを チェックイン、空港税の支払い、出国手続きを終え ラウンジへと向かう途中で気がつく という大失敗をやらかした。 もう誰かのものになっている可能性も高く 一度は、免税店の店頭に並ぶ ポロのマークのついた長袖のセーターを 買おうかとも考えたが 本物であるはずがないものに 1万円近く払うのもしゃくで(笑) 空港係官に英語で事情を説明し 出国カウンターを通してもらい 出発ロビーに降り、検査場へと向かった。 確か、二番目のレーンだったと 2番目の機械の周辺に目をやると X線の映像をチェックしている係官の隣のイスに 私のコートとパーカーが置いてあるのを発見! 係官に英語で、「すみません。私のコートとパーカー…」と 声をかけるも、反応はなく(しかと…?) 同じことは私のインドネシア語力では言えないので 3/4ほどやって放置状態になっているインドネシア語の教本の 一番最初のユニットで学んだ文法を使って 「すみません。それらは私のものです。」と インドネシア語で声をかけると 係官がニヤリと笑って「お土産にください」 注:私が聞き取れたインドネシア語と係官のジェスチャーから 私が想像した内容です (笑) あわてて 2番目のユニットにあった助動詞のルールを使って 「だめです。日本はとても寒いです。」 とインドネシア語で返すと、笑いながらコートと パーカーを返してくれた。 インドネシア語が少しでもできてよかった。 少なくとも1万円を使うことはなかったし(笑) 帰ったら本棚の片隅で1年以上眠っている教本を開いて 残りの1/4をやろうと考えた。 来月プルミエで効果的と言われている英語の学習法についての 第二言語習得研究の専門家と私の意見を書くことにしているが、 外国語の習得過程と指導法について学んだ目で 学習者(それも熱心ではない)である自分の習得過程を見ると、 実に様々なことが見えて面白い。 これらを、第二言語習得に影響があると言われる 統合的動機付け(integrative motivation)なのか 道具的動機付け(instrumental motivation)の どちらと言えばいいのかわからないが、 少なくとも、ここ最近ゼロだった学習時間が 15分から30分程度増えるのだから 白畑教授が著書で述べているように 動機づけが高いと学習時間が長くなる。 よって第二言語能力が伸びる のであれば、私のインドネシア語力も 今より少しは向上する可能性があるということだろう。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月23日 17時00分26秒
|