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テーマ:小学生ママの日記(28708)
カテゴリ:英語教育-1
政府の事業仕分けで文科省が無償配布している
小学校英語の補助教材である「英語ノート」の予算が 30分程で廃止となった。 英語ノートは、多くの教師が英語導入に不安があり、 指導法も確立していないため、不安の解消と 教える内容の地域格差を小さくする狙いで、 ほとんどの公立小で英語教育の先行実施が始まった今春 約250万冊が配布されたもので、 仕分け人からは、「なぜ小学校で英語を教えなければならないのか」と 「そもそも論」も噴出したという。 これに対して県の教育長や、校長会から 存続を求めた意見書が文科省に提出されたらしいが 「小学校英語は深く議論して始まったこと」と言うなら 多くの教師が英語導入に不安があり 指導法も確立していないので不安解消の為に英語ノートを、 というのはおかしい。 「なぜ、小学校で英語を教えなければならないのか 英語より教えるべきことがある。」 という意見をお持ちの先生方も現場には多いと聞く。 第二言語習得の研究では 8歳以降であれば、学習の開始時期は 習得の到達点に影響を及ぼさない。や チャンツや歌、ゲームを主体とした英語の授業を 週1回程度行っても英語が好きになり その結果、学習時間が長くなるというメリットに留まり 英語習得に結びつかない という発表もなされている。 以前も書いたが英語教室を運営している立場から言えば 来年4月開講の新1年生のクラスが11月末で定員になるなど 小学校で英語が始まったことで英語教室に通わせよう と考える親御さんが増え、結構なことと言えるのだが、 私は今回の英語ノート廃止を機に 今一度、英語以上にやるべきことがないか 学校でしか学べない、小学校で学ばせることを 議論して欲しいと考えている。 お金がなくてALTは無理、J-shine取得者もボランティア扱い 結局、英語指導経験のない担任の先生が 苦労しながら英語ノート片手に指導することになるなら 英語より優先すべき指導があるのではないだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月06日 15時34分01秒
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