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カテゴリ:英語教育-1
英語という限られたアウトプット力では
見ることができなかった生徒達の「のびしろ」が 日本語で行う新プログラムのレッスンでは、 見ることができ とても楽しい。 今月からフィンランドメソッドをベースにした 新プログラムに参加し始めた3年生のKちゃん 彼女は、スローなマイペース型で 初めて参加した夏のキャンプでは 自己紹介で何も言えず泣き出すなど いつもみんなの後から一生懸命ついてくる というタイプの生徒で、 小学校に通い始めた時は、 本人も学校という集団生活でとても苦労していた。 また学習面でも、レッスン中やテスト中に 時折 違う世界へ羽ばたいてしまっているように ぼ~~としていることがあり ものすごくできた日もあれば、 できていたことが嘘のような日もあり…と 私も親御さんもなかなかその学力を掴めずにいた。 ところが、新プログラムのスタート時に行った自己紹介も 大きな声で笑顔ではっきりと自己PRをするだけではなく どうぞ宜しくお願いします。と付け加え、 基礎力が必要な英語の設問にも 他の生徒より早く答えるなど それまで無数の壁を乗り越えることによって 着実に力を貯めていたことがわかり 又、年齢が上がり、行動スピードがあがり 他の生徒との行動面での差が見られなくなってきたことが 自信となって 今彼女の後押しをしていることが窺える。 我が子がのんびりタイプと知ると 学習の遅れを心配して自宅でワークをやらせたり パターン認知型の教室へ通わせるなどして 先取り学習に進む親御さんが多い中、 Kちゃんの親御さんは、じっくりとKちゃんのペースに付き合い 見守るという選択をされてきた。 先週の新プログラムのレッスンでは 参加者が思わずへぇ~と唸る視点の意見を言うなど 彼女が親御さんの見守りと励ましの中で じっくりと感性を磨き 思考の幅、つまり「のびしろ」を培ってきたと感じる。 学習面での「伸び時」も、 すぐそこまで来ているのではないだろうか このクラスが選んだ春休みの課題図書は、ベートーベン 彼女がどのような感想文を書くのか とても楽しみだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月19日 00時20分03秒
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